献血を促す1分動画に「善と悪の境目」を観た。

新型コロナウイルスの影響で、2020年は世界的に献血が不足しているという。そこで、チェコの「赤十字社」が献血を促す啓発動画を公開した。

動画に登場するのは人々の手。ただ、手のみ。

ときに自然と触れ合い、食事をし、ゲームをしたり。けれど、いつもそれが良いことばかりに使われているわけではないようだ。

盗みをはたらくのも手、相手を恐喝するのも手、自虐に使われるのも手。さらには破壊、暴力、痴漢……悪事に染まる手もたくさんある。

善と悪の境界線。「どんな目的に使うかは、アナタ次第」。わずか1分、それを「手」だけで表現した作品には、深く考えさせるだけの納得感がある。

©︎Marek Partys / Vimeo

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。