「体にいい光」で部屋を照らす未来のルームランプが登場!

部屋全体をパッと明るくする大きな室内灯に、一部をぼんやりと照らす間接照明などなど、複数のランプを使っている人も多いかもしれません。が、両方使い分けるのって正直面倒です。

きっといずれはその時の"空気を読んで"自動で丁度いい明るさに切り替えてくれるランプが開発されるはず!と思っていたら、Kickstarterにありました。しかも、自動で「体内時計」を調整してくれるため健康効果も期待できるのだとか。

太陽光を再現!
「体にいいルームランプ」って?

大きく分けて2種類の光を使い分けるのがこの「Ario」の特徴。人間の体内時計に合わせて必要な色を使い分けられますが、たとえば青白いライトならストレスホルモンとして知られている脳内物質コルチゾールの分泌を促進できるそう。うまく使うことでほどよく警戒心のあるシャキッとした状態を保つことも。

一方、琥珀色の明かりはそのイメージ通り全身をリラックスさせる効果が期待できます。体内時計の調整機能がある脳内物質メラトニンの分泌を促し、眠気を誘うそうです。

さらに、この2種類のバランスを太陽の動きに合わせて自動調節してくれるのがここで紹介するルームランプというわけ。

日中はブルー系のライトで
明るくシャキッと!

夜は睡眠に向けて
リラックスムードに

Kickstarterによれば、このライトは人間が持つ本来の生活リズムを取り戻すために役立ち、様々な健康効果が期待できるそう。明るさの調整などもハーバード大学医学大学院やNASA、アメリカ国立衛生研究所の研究データをもとに設計。
たとえば、体重管理、ストレスの減少、抗酸化レベルの向上、免疫力アップなどが効果の例として紹介されています。

自然な状態で起きて寝るという当たり前のことが、想像以上に日々の生活へと影響しているのかも。

自動なので
スイッチの操作が要らない

Wi-Fiを使ってスマホから設定すれば、自動でLEDをコントロールしてくれるため基本的に操作が要りません。必要ないライトアップも防止できるため、無駄な電気代も抑えられます。

もちろん手動でも操作できますが、スマホがあればスケジューリングや光の微調整、タイムゾーンやアラームの設定など多くの機能を活用できます。しばらくWi-Fi接続が切れていたとしても問題なく動作するようです。

2016年9月の発送を予定しており、今なら日本への送料込みで329ドル(約4万円、2015年11月11日時点)から事前予約ができます。体に合わせた部屋の明かりを追求するなら要注目のアイテムかもしれませんね。

Licensed material used with permission by Ario
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。