知ってて損ナシ! FSCとLCCの「違い」

出張で、あるいは旅行でも、フルサービスキャリア(FSC)とローコストキャリア(LCC)のどちらを選ぼうか迷ったことはありませんか。

チケットの価格が異なるのはもちろん、FSCとLCCにはさまざまな違いがあります。

コスパ=価格じゃない!
サービス重視と合理性重視の違い

FSCとLCCの一番の違いは、サービスをとるか合理性をとるかということではないでしょうか?

FSCは、座席の種類が選べたり、機内食や飲み物が運賃に含まれていたり、乗客にさまざまなサービスを提供しています。一方、LCCは人件費の削減や運航の効率化、サービスの簡素化によって運賃を下げ、とにかく合理性を重視しているのです。

これはコストだけの問題ではありません。価格だけを見ればLCCでしょう。でも、コストパフォーマンスという意味ではFSCを選択するシーンもあります。

両者には、チケットの価格差を超えたところに、サービスを重視するのか合理性を重視するのかという価値観の違いがありました。

定時到着率は、使用シーンで価値が変化する

また、FSCとLCCの違いとしてよく取り沙汰されるのが定時到着率です。

LCCは、機材も合理的かつ効率的に活用しているので、機材繰りのスケジュールにあまり余裕がないのです。一方、FSCは、合理性よりもサービスを重視しているので、機材繰りで遅延することはほとんどありません。とはいえ、使うシーンによって定時到着率への意識は変わってくるのではないでしょうか。

もちろんビジネスで使うときは、時間通りに目的地に到着してくれるのはとても価値のあることです。でも、なるべくコストを抑えたいプライベートの旅行なら、多少の遅れより運賃の安さを重視した方が、そのぶんのお金を観光やお土産のために使えますよね。FSCとLCCは、旅の目的によって、価値が変わってくるものなのです。

機内に加えて、空港での過ごし方が変化する

チェックインカウンターや搭乗口の場所もFSCとLCCで大きく変わることがあります。空港にもよるので、一概には言えませんが、やはりFSCの方が入り口に近いことが多いようです。

時間に余裕がなくて急いでいるときや、ギリギリまで空港内のショップを見ていたいという人にはFSCが最適かもしれません。

チェックインカウンターまで距離がある場合は、少し余裕を持って行動しなければなりませんが、空港内を歩くことで新しい発見があるかもしれないし、落ち着いた気持ちで出発できるというメリットも。

空港でどんな過ごし方をしたいかということも、FSCとLCC、どちらを選ぶかの要素になるようです。

機内の時間を単なる移動時間と考えるか否か

LCCは、合理性を重視するうえでサービスを簡素化しています。ゆえに、機内食やビデオやオーディオといった機内エンタメでは、FSCに軍配が上がることがほとんどです。

飛行機内では持ち込んだ本や雑誌を読むか、できれば寝ていたいという人には機内サービスの有無はあまり重要ではないでしょう。一方で、飛行機内の時間もできるだけ楽しく過ごしたいと思う人にとっては、どんな機内食が食べられるかというワクワク感、いつもなら見たり聞いたりしない映画や音楽との出会いは、かけがえのない体験になるはずです。

2、3時間の短い旅ならサービスなしでもいいけれど、長い時間がかかるならなにか楽しみがほしいという考え方もあるかもしれませんね。

飛行機のなかの時間を、自分はどう過ごしたいのか。FSCとLCCどちらかを選ぶ前に一度考えておきたいところです。

どんな時間を過ごすかはあなた次第
旅の目的にあった選択を

FSCとLCCはチケット価格が異なるだけでなく、さまざまな要素で違いがありました。でもけっしてどちらが「いい」「悪い」と言えるものではありません。

自分の旅の目的や、どんな時間を過ごしたいかで最適な選択は変わってくるのではないでしょうか。

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