「SON OF THE CHEESE」の「山本海人」のオリジナル動画が完成&公開

ファッション、フード、イベントなど、ジャンルの壁を軽々と、やすやすと、そして飄々と飛び越えて華麗に“メイク”し続ける山本海人の軌跡と未来を記録したショートムービーが、ついに完成。

スケートボードとの出会い。
そして単身わたった、アメリカの地。

© 2018 TABI LABO

「ちっちゃいころは、友だちとカブトムシ採ったり、クワガタ採ったり、すごく普通の子。学校でも別に目立ってなんかいなかったし、どこにでもいる普通の子どもでした」

ときには気鋭のファッションデザイナーとして、ときには話題の店舗のプロデューサーとして、またときにはエッジの効いたイベントを企画するプランナーとして、現在の東京のカルチャーを担うキーパーソンのひとりとして多くのメディアでフィーチャーされる山本海人氏は、自身の幼少期をそう振り返る。

1982年、渋谷区富ヶ谷生まれ。

父親は70年代から日本のロックファッションを牽引し続けている名店「PINK DRAGON(ピンクドラゴン)」のスタッフであり、母親もアパレルやデザインの世界に身を置いていた。

「親父の友だちとかが家に遊びにくるんですけど、その人たち、みんなリーゼントとかで。それで、反抗期はそういうのがすごくイヤで、反発して、中学のころとかはスキンヘッドにして。“お前、なんだよ、その頭”とか言われたり。スケートをはじめたのは、そのころ。すごい本気でやってたっすよ、スケートは」

渋谷、中野、世田谷と、転居先のローカルスケーターたちと親交を深めていくなかで、スケートボードへの熱はますます高まっていった。

そんな彼が、スケートボード発祥の地・アメリカに憧れを抱くようになったのも当然であり、必然だった。

「高校を卒業してアメリカにいった理由は、とにかく“いきたかった”から。一応、表向きは語学留学なんですけど、向こうではすぐに学校もいかなくなっちゃったし、ずっと寿司屋でバイトしてた。5年くらいアメリカでいろいろやってたんですけど、まぁいろいろあって、日本に帰ってきて。体とか心とか壊しちゃってたんで、人と会話するのも難しいような感じだったから、深夜にドーナツ屋の厨房でバイトしてて、一日2000個とか揚げてたんですよ。そのうち調子も戻ってきて、企画会社に就職して。今の自分の仕事の仕方とかは、その企画会社での経験がベースになってるすね、多分」

「山本海人」が時代を
牽引するキーマンになるまで。

© 2018 TABI LABO

「“1カ月に150万の粗利を出せば何やってもいい”って会社で、まぁそれ聞くと相当ブラックな感じすけど、自然とプレゼンの能力みたいなものがついてきて。感謝してますね、その会社には」

3年ほど勤めた後、現在では誰もが知るまでになった某大手芸能プロダクションのアパレル部門に席を置いたが「とある理由」により会社を追われることになる......。

「そのころから結構イケイケの会社で、経費とかもバンバン使えて。それで“どこまでいけるかな?”と思って経費で15万の革ジャン買ってみたら、まぁクビになりましたね(笑) その革ジャンはまだ大事にしてるっすけど」

突如、単身アメリカへ渡り、帰国後には深夜のドーナツショップで一晩2000個のドーナツを揚げ、本人の言葉を借りるなら“ブラックな会社”での修行期間を経て、15万円の革ジャン購入が原因で会社をクビになる――。

そんな突飛な発想や行動を重ねた山本氏の次なるアクションも、じつに突飛だった。

そして、その突飛さが、クリエイター・山本海人の存在を世に知らしめるキッカケとなる。

© 2018 TABI LABO

「目黒通り沿いに土地借りて、トレーラーハウス買って、置いて、そこに住みました。土地の空いたとこにスケート用のプールも作って。楽しかったすね。友だちが集まってて、飲んだり、スケートしたり。そのうち、そこが撮影のロケとかでもバンバン使われるようになってきたんです。で、その場所につけた名前が『SON OF THE CHEESE(サノバチーズ)』」

© 2013 KAITO YAMAMOTO

「SON OF THE CHEESE」──。直訳では「チーズの息子」だが、「お金」を意味する隠語でもあるその“住居 兼 遊び場”の名称は、いまや2000年代に誕生した東京発の人気ブランドのひとつとして知られ、多くのファンとフォロワーをもつまでになった。

© 2018 TABI LABO
© 2018 TABI LABO
© 2018 TABI LABO

「最初はTシャツからはじめて、シャツを作って、パンツを作って、アウターとか小物も作るようになって。名前に“チーズ”って入ってるから、サンドウィッチ屋の『BUY ME STAND(バイミースタンド)』が先だと思ってる人もいるんだけど、アパレルのほうが先なんですよね。じつは、昔からサンドウィッチ屋......本当はバインミーの専門店なんですけど、それはやりたくて、そこでお土産みたいに服とかグッズを売ろうって考えてたんすけど、いろいろあって、順番が逆になっちゃっいました。まぁ結果オーライではあるすけど」

© 2018 TABI LABO

山本氏が手がけるサンドウィッチ専門店「BUY ME STAND」とアパレルショップ「SON OF THE CHEESE(FLAG SHIP STORE)」、そしてカウンターバーといくつかのテーブルシートが並べられたスペース「SON OF THE LOUNGE(サノバラウンジ)」は、急速に開発が進む代官山エリアのなかにあって、築年数が浅いとは決していえない、クラシックなビルに同居している。

周囲の浮き足立つ空気を拒絶するでもなく、冷静に、ただそこに在る──。

そんなビルの佇まいにも似た、山本氏の言葉。

「まわりがどうこうとか、誰々がどうこうとか、あんまそういうこと言うのは好きじゃないすね。俺はこう思うからこうする、俺がこっちがいいからこうやるっていう。ストーリーは自分で作っていくべきもので、作ってもらうものじゃないから」

© 2018 TABI LABO
© 2018 TABI LABO

「道玄坂の新しいお店には麻雀卓が置いてあるんで、料理とかお酒とかを楽しみながら、そこで出会った人たちが仲良くなって麻雀やってくれたらいいなって(笑) いや、ふざけてるみたいだけど、これ、結構本気で、そうなってくれればいいなって思ってます」

2018年6月に渋谷・道玄坂にオープンした、山本氏プロデュースの飲食店「 Sober(ソバー)」。リーズナブルな価格でこだわりの料理やお酒を楽しむことができるのはもちろん、“麻雀 × 蕎麦”という突飛でユニークな組み合わせがトピックとして扱われることの多いお店だが、そこには、山本氏ならではの深く、強い想いが込められている。

「『SON OF THE CHEESE』の全国の卸先に服を買いにきてくれるお客さんって、一次産業の人が多いんです。漁師さんとか、農家さんとか。だから、そういう人たちの獲ったお魚を『Sober』で買えば、うちでお魚を買ったお金で洋服を買ってもらえてって、グルグルとつながってってひとつの物語になる。それをつなげていくのが俺の“使命”なのかなって、最近は感じてたりもしてて......。まだまだやりたいことはいっぱいあるすけど、今は、そんなこと考えながら毎日を過ごしてます」


デザイナー、プロデューサー、イベンター......様々な肩書きをもつ「山本海人」が、自身の過去・現在・未来を語ったショートムービー、どうぞご覧ください。

Top image: © 2018 TABI LABO
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