AIは「食べる」が理解できない?生成された映像がカオスすぎるw
予め大量の知識を与えておけば、そのデータを基に自ら学習し、時には人間には考えられなかった産物まで生み出してしまうAI(人工知能)。
そんな優れたAIにも、苦手なことがあったみたい……。
© kurubi102/TikTok
なぜこんなことに?
人間と人工知能の違いを考えれば、その理由もわからなくない。
そもそも、AIは「言語」を「記号」として認識しているだけで、その言語の“意味”を理解しているわけではない。だから「食べる」もAIからすれば未知の領域。つまり身体感覚や経験なしに認識することは、極めて難しすぎるということなのだろう。
また、AIは与えられたデータやインターネットの情報から法則性を見つけ出すが、そのプロセスでは人間のような「ひらめき」はない。だからこそ「プロンプト」(動作をするよう促す指示)がとても重要になってくる。
あのカオスな動画がどのような指示の基で生成されたかはわからないが、
制約条件:
①箸、フォーク、スプーンのどれかを使うこと
②食べ物を口内にきちんと入れること
③食べ物を咀嚼して飲み込むこと制約条件を守ってラーメンを食べてください。ラーメンは熱いので、口に入る適量を箸を使って口内へ運んでください。口内に入れてから、麺を啜り、啜り切ったら口を開けずに咀嚼、数秒間の咀嚼後に、次の一口、と行儀良く食べ進めてください。
みたいな指示にすれば、結果は劇的に改善されそう。
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ちなみに以下は、「AIによる生成映像を真似る人間」。
人間よ、どうかAIに侵略されないでくれ……
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