チームラボ「地図のないミュージアム」2024年2月、麻布台ヒルズに開業

「チームラボ」の境界のないアート群による『地図のないミュージアム』が東京・麻布台に来年出現する。

本日(11月24日)開業で大注目の「麻布台ヒルズ」。この地に2024年2月上旬、さらなる話題を集めるだろうミュ―ジアム「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」がオープン。

アート集団「チームラボ」と「森ビル」が共同で手がけ、東京・お台場から移転してくる新空間には、制作中の新しい作品群や日本未発表作品などが登場する予定だ。

オープンに先駆けてふたつの作品『Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境によって生み出される光』と『花と人 - Megalith Crystal Formation(work in progress)』が先日公開された。

チームラボ『Bubble Universe:実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境によって生み出される光』© チームラボ

『Bubble Universe』は、360度鏡張りの空間をシャボン玉のように無数の球体群が埋め尽くし、多様な光の煌めきを変化させる。さまざまな種類の光が互いに反射を繰り返して影響しながら輝きを放ち、呼吸するような光の球体の明滅が没入感をいっそう演出。

チームラボ『花と人 - Megalith Crystal Formation(work in progress)』© チームラボ

『Megalith Crystal Formation』では、暗闇に深紅の花々がデジタルアートで表現され、それぞれの花びらが空間に訪れる人々の動きに影響を受けながら、コンピュータープログラムによってリアルタイムに誕生や死滅していく姿が永続的に描かれる。

エントランス「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」東京 © チームラボ

公開されたのは、同ミュージアムで展開される作品の一端でしかない。部屋から部屋へと移動しながら、他の作品とコミュニケーションし、作用し合うことで作品同士が混ざり合うアート空間・作品群が来年2月には待ち受けるだろう。

約7000㎡を擁するエリアを使い、より進化し、より多くの場所へ移動し、複雑に関係し合い、永遠と変化し続ける境界のないひとつの世界を創り出す「チームラボボーダレス」の新たな拠点は、その期待をきっと裏切らないはずだ。

© teamLab / YouTube

『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』
【開館日】2024年2月上旬
【場所】麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1(東京都港区麻布台1-2-4)
【公式WEBサイト】
https://www.teamlab.art/jp/e/borderless-azabudai/

Top image: © チームラボ
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。