構想4年の「goyemon」最新作。伝統技術×最新デバイスが融合した「新しい提灯」
日本伝統の意匠に現代的なアプローチを加え、独自のマッシュアップを実現させるプロダクトデザインユニット「goyemon(ごゑもん)」。新たに発信するのは、古来からアウトドアシーンで使われてきた灯り、「提灯」だ。
構想期間、じつに4年。第4弾となる新プロダクトの名は「ANCOH-庵光-」。提灯の魅力と最新デバイスによる機能性を融合し、どこへでも連れていけるソーラーLEDタイプの提灯として令和の時代に誕生した、古くて新しいプロダクトだ。
生まれ変わった現代の提灯
どこまでも薄く、どこまでもシンプル
プロダクトの特徴をあげていくとキリがないため、そこはプロジェクトページに詳しく。特筆すべきは、提灯がもともと保持するミニマルなデザイン機能だろう。
コンパクトに折りたたんで持ち運べる仕様の「ANCOH-庵光-」。秘密はLEDモジュール、ソーラーパネル、バッテリーといったデバイスを超小型化し、高さわずか27mmのなかに搭載している点にある。画像のように火袋(あかりが灯る和紙の袋状の部分)を上部から照らす構造にすることで、そのままパタンと折りたたむだけで点灯・消灯が適ってしまう。
ちなみに、火袋は提灯職人の精巧な技術が活かされ、タフで摩耗に強く、開閉を繰り返しても劣化しにくい構造に。
ろうそくを内部に灯して使用する従来の提灯の風情を残しながら、最新のポータブルデバイスとして成立させてしまうこの発想こそ、「unda-雲駄-」「Fuwan-浮碗-」をはじめgoyemonのプロダクトに共通する現代的アプローチそのもの。
場所を選ばず、どこへでも
「USB Type-C」による充電方式を採用し、ケーブルレスで置く場所や持ち運ぶシーンでも自在。防滴性能を備え多少の水濡れも問題なしとくれば、当然キャンプシーンなどアウトドアでの活躍を期待したい。
光量はすっきりとした爽やかな色味である昼光色から、火に近い落ち着いた色味の電球色まで、ダイヤル操作ひとつで調光可能。また、最小の明るさまで絞ると、ろうそくのように光が揺らぐプログラムがなされているのも心にくい。
9/9(月)12:00〜
先行販売スタート!
過去3プロダクトのリリース状況からも、今回もかなりの人気が予想される「ANCOH-庵光-」は、9月9日(月)より、応援購入サービス「Makuake」にて先行販売がスタート。一般販売価格4万8500円(税込)に対して最大40%オフになるリターンも用意されているようなので、気になる方はお早めに。
『ANCOH-庵光-』
【サイズ】wΦ250mm × h345mm
【公式サイト】https://www.goyemon.tokyo/ancoh