手帳選びのひとつの答えが、この「英国製」です。
スマホで管理したほうが便利っていうのはわかっているんですが、どうしても“書く”ということが、私にとっては記憶に残すために大切な行為で、スケジュールは今も手帳で管理しています。
手帳って、正解がなかなか見つからないアイテムですよね。私もこれでもない、あれでもないと、これまで何十冊も使ってきましたが、ここ最近は〈Letts(レッツ)〉の見開き1週間スリムタイプに落ち着いています。
サイズはだいたいiPhone Plusぐらいなのかな。厚さもさほどないので、まさにスマホを持ってる感じです。
そして、レザー風な表紙に金色の三方小口染め、メタルコーナーと上質感のある作りは、さすが英国の王室御用達の老舗メーカー。1年使ってもその凜としたたたずまいは崩れません。
なにより紙がツルツルしていてペンの滑りが良く、書きやすいのが魅力です。
どんな手帳が使いやすいかは人によって違ってくると思いますが、私にとってはこの〈Letts〉が今のところのベスト。
とってもいい手帳ですよ。久々に手帳持とうかな、という方にぜひオススメします。
川瀬佐千子/編集者
雑誌や書籍、広告などジャンルレスで仕事をする編集者。週末弾丸旅行がマイブーム。先日はロンドンへ。物語好きと食べ物好きが高じて、こんなコラムも連載中。
Photo by 元家健吾
今、僕らがリアルに使っているもの、使えるもの。『ビー』の記事は、毎日1本公開中です。