イヤホンで聞きたい!アスリートたちの奏でる「音楽」とは
スポーツを生で観戦すると、画面を通じて観るのとは段違いの迫力に圧倒される。特に、トップアスリートたちの場合、その違いは明らかだ。
その大きな要因のひとつが「音」であることは間違いない。その日のために、地道な努力を積み重ねて鍛え抜かれた一振り、一突き、一撃、地面を蹴る一歩、車椅子のタイヤが軋む音でさえ、トップアスリートが出す音は重みが違う。
そんな「音」を重ね合わせていくと、どうなるだろう?
異なる競技の「一流の音」が徐々に重なり、リズムを刻み始め、ひとつの壮大なオーケストラになる…それが、2020年東京オリンピック・パラリンピックをサポートすべく制作されたANAの動画「Athlete Sound」だ。
果たして、そこではどんな曲が奏でられているのだろうか?
ANAの利用客にはおなじみ「あの曲」
動画後半、音が重なり合い出したとき、旅好きや出張の多さを自認する人は、きっとそれが耳馴染みのあるメロディであることに気がつくだろう。「Another Sky」、葉加瀬太郎氏によって生み出された、ANAの飛行機に搭乗する際、そして目的地に到着した際に機内で流れるあの名曲だ。
トップアスリートが出す音の魅力
この動画は、来る2020年に向けて、ANAがオリンピックとパラリンピックを一層盛り上げることを目的に制作されたスペシャルムービーの第2弾である(第1弾のテーマは「Athlete view」で、競技者の「目線」にフォーカスされていた)。
卓球、ボクシング、フェンシング、車椅子テニス、ブラインドサッカー、etc...動画の中の「演奏者」はすべてトップアスリート。一人のアスリートが出す音は決して一種類ではない。ぶつかる音、こすれる音、そしてアスリート本人の息遣い。
様々な音が複雑に重なり合うこの動画は、生で観戦するスポーツの迫力を「音」というコンセプトで見事に体現している。そして、その音を生み出すモーションの美しさもまたスポーツの醍醐味だと感じられる動画となっている。
「HELLO BLUE, HELLO FUTURE」
に込められた想いとは?
動画ラストに登場する『Hello Blue, Hello Future~2020を、みんなの滑走路にしよう』というキャッチコピー。ここでの「BLUE」には実はふたつの意味がある。一つは、ANA自体(ご存知の通り、青はANAのイメージカラー)、そしてもう一つは「地球」という意味だ。
オリンピック・パラリンピック期間中は当然海外から多くの人が来日する。国籍、年齢、性別、障がい、さまざまな個性が集まるその時、その場所をきっかけに、すべての人の架け橋になりたい。「東京にようこそ」。BLUEには、そんなANAの想いが込められている。
その時まで1000日を切った。2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会本番で奏でられるであろう、すべての競技の熱い「音」に注目したい。
スペシャルサイトには
アスリートのインタビューも満載
ANAのオリンピック・パラリンピック特設サイトには、ここで紹介したムービーに加えて、ここでしか読めない超一流アスリートたちの内容の濃いインタビューも満載。羽生結弦や福原愛、瀬戸大也、高梨沙羅、車椅子テニスの国枝慎吾、さらにあのウサイン・ボルトなどなど。これら一部の顔ぶれを並べてみただけでもその充実度がお分りいただけると思う。ぜひ一度覗いてみてもらいたい。