日本人にはお馴染みの「青木まりこ現象」、海外でも浸透し始めているらしいww

本屋に行くと、なぜだか便意をもよおしてしまうという、アレ。じつのところ、万国共通の現象であるらしい。

日本では「青木まりこ現象」としてお馴染みだが、どうやら海外では“言語化できない謎現象”として周知されているようだ。

世界でも、「青木まりこ」
便意の原因は“匂い”にあり!?

@doctorsethimd Doctor Explains Why Shopping May Trigger Urgent Restroom Trips 🤯 Ever felt an urgent need to rush to the bathroom while browsing through bookstores or relaxing in a coffee shop? Is this phenomenon familiar to you? Share your stories in the comments. #shoppingaddict #healthtips #medicaltiktok ♬ original sound - Doctor Sethi
doctorsethimd / TikTok

消化器内科医であるSaurabh Sethi博士がTikTokに投稿した、1本の動画が瞬く間に拡散され、共感の渦が巻き起こった。博士はこの謎現象とされてきた、本屋で便意もよおす問題をこう解説する。

「この現象はMariko Aoki phenomenon(青木まりこ現象)と呼び、私たちが本屋に訪れることで腸に排便の合図を与えているんです」。

我々日本人でもイマイチ誰だかよくわからない「青木まりこ」が、世界中に知れ渡り始めているとは、これはこれでなんともオモシロい。

ちなみに、青木まりこ現象は1985年にこの件について雑誌の投稿欄で言及した、一般読者からの投げ込みが発端。ペンネームなのか本名かは定かでないが、その投稿者名から「青木まりこ現象」と呼ばれるようになったんだとか。

話を戻そう。

「New York Post」によると、アメリカでは本屋に限らず、大型量販店やカフェでも同様の現象がみられるとの記述も。

Sethi博士は、コーヒーや本に含まれる特定の匂いが原因である可能性があると推測しており、たとえコーヒーを飲んでいなくとも、近くにコーヒーがあるだけで便意は加速されるんだそう。

加えて、本屋の下段の棚にある本を取り出そうとしてしゃがもうとする動作も便意を加速させる一因ではないかという推測まで。さらにSethi博士は、「便秘に悩む一部の人にとって、天の恵みのようなもの」とも。便秘解消のために、毎日特定の本屋やカフェに立ち寄る……荒唐無稽な治療法と笑い飛ばすかもしれないが、現に突如として“もよおす”アレは事実なわけで。

何はともあれ、言語化しづらい現象を世界中の人々が抱えているというのは……なんだかほっこりする話。

そうそう、日本では青木まりこ現象にこんな分析も。

昨年10月、ラジオ関西トピックス「ラジトピ」が報じた、近畿大学名誉教授で工学博士の野村正人氏による見解。氏が実施した調査によると、「新建材や本の装丁に使われている化学物質」が便意の原因と結論づけている。なんでも、抽出した成分をマウスに投与したところ、排便の回数も量も増えたんだとか。

お食事中のみなさま、失礼いたしました💩

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。