【どの時代が一番セクシー?】フィットネスの歴史を動画でおさらい!

1910年から2010年まで、それぞれ一世を風靡したフィットネスを紹介した動画が話題!時代を感じるファッションにも注目です。

1910年代

 

この時代の人々も今と変わらず健康に対する意識は高かったそう。ボーリングのピンのような重りでウェイトトレーニングをしたり、サイクリングや食事制限、ストレッチなどなど。そう言われると今とさほどやっていることは変わらないようにも思えますが、少し違うところはストレッチが準備運動などの役割というよりもひとつの運動法として存在していたこと。

ちなみに、足を手で掴んで上に上げるときはできる限る高くあげることが大切だったのだとか。現代と比べると、バレエのような動きが新鮮ですね。ヒップアップや便秘の改善ができるとも考えられていたようです。

1920年代

 

1920年代になると、今のヒップホップダンスの基礎としても知られているチャールストンダンスにのせたエクササイズが流行を見せました。

10年前と違う点は、パジャマのような格好ではなく、きちんとお化粧してよそ行きの格好で運動するようになったこと。

1930年代

 

よりピチっとした格好で、髪型もバッチリセット!メイクもよりしっかりした上で、ハネるような動作も加わりました。

Mary Bagot Stackという女性が「Women's League of Health & Beauty」という団体を創設した頃で、健康と美を意識する女性団体によってニューウェーブのエクササイズが現れた時代なのだとか。

大勢でシンクロして運動をしたり、白いサテンのブラウスや黒いサテンのブカっとしたパンツのコーディネートが流行たようです。

1940年代

 

さらに10年が経って「Women's League of Health & Beauty」の活動も進化。健康よりも魅力的な身体へとフォーカスしたスタイルへと変化したそうです。

戦争が始まる前までは、女性の生活や仕事にもゆとりがあったため、エクササイズに没頭する人も多かったそう。汗だくにならずに筋肉にはならないような方法で運動をする人が増えました。ちなみにバストアップが注目され始めたのはこの頃からだそう。

1950年代

 

様々なエクササイズ用のグッズが出てきたのがこの頃。フラフープを筆頭に、ボンゴボードなどのバランス器具が人気を集めたそうです。どれも当時の形から変わらず長く愛されているものですよね。昔遊んだことがあって、懐かしく思う人も多いかも?

1960年代

 

60年代は革命的に色々な変化があった年。髪型もメイクアップも派手になり、ファッションの種類もとても豊富になりました。スカートがとても短くなったのもこの頃。

フィギュアサロンなんていうフィットネスセンターができ、ダイエット器具の前に立ってウエストをブルブル!…なんて姿が見られるようになったのもこの時代からだそう。

ファッションで最もポピュラーだったのは、イギリスから始まったスウィンギング・シックスティーズ。「Trim Twist」という器具の上でくねくねとツイストを踊る様子が可愛いですね。

1970年代

 

次に人気になったのは「ジャザサイズ」。エアロビとジャズダンスを融合させたもので、ファッションは外ハネのパーマがかかった髪型とレオタードが印象的なムーブメントです。

元々はジャズダンスのインストラクターが、もっと楽しめるようにとエクササイズ化したことから始まっているそうです。奇抜な動きに時代を感じます。

1980年代

 

フィットネスの型が最も固まったと言えるのが、この年代なのだとか。エアロビは一世を風靡したエクササイズとして知名度も高め。ハイレグのレオタードに派手な髪型などなど、多くのセレブが参加したことで世界中に広まったムーブメントでもあります。ちょっとしたステータスとしても認識されていたそうです。

このためにビデオデッキやテープを購入する人も激増したそうで、市場にも大きな影響をもたらしました。多くのビデオに出演していた「ジェーン・フォンダ」という名前にピンときたアナタは、当時を楽しんでいた証拠かも!

1990年代

 

ジェーン・フォンダ」の次に流行ったのは、モデルの「シンディ・クロフォード」のワークアウトかも。でも、それは一番のトレンドにはなりませんでした。90年代、最も有名になったのは皆さんご存知の「ビリーズブートキャンプ」。

「タエ・ボー」と呼ばれている、テコンドー、ボクシング、エアロビクスにダンスを融合させた、ビリー・ブランクス隊長オリジナルのエクササイズです。やってたよ!という人も多いのでは?

2000年代

 

2000年になると、またエクササイズがダンスカルチャーへと立ち戻ってきたようです。それまでストリートやレイヴ、学校などで流行っていたものがフィットネスとして受け入れられてきました。

若者を筆頭に、徐々にジムやダンススタジオで親しまれるようになったもの。元々は即興のダンスが由来となっていますが、だんだん知名度が上がっていく中で、ロッキンやポッピングなどの型ができ、エクササイズとしてもルーチンで楽しめるようになったと言われています。

2010年代

 

ストリートダンス型のエクササイズもゆっくりと変化しており、「ズンバダンス」が人気となりました。コロンビアの振付師「アルベルト・"ベト"・ ペレズ」氏によって考案されたもので、世界中の様々なダンスの要素が取り入れられています。音楽はラテンがメイン。

1910年から比較して見るとかなりめまぐるしく変化している印象がありますが、さすがに100年前ともなると大きな違いがあるものですね。

Licensed material used with permission by Benenden.

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。