【大人の自由研究】ガラス瓶をカッターで真っ二つにする意外な方法

種も仕掛けもありません。もちろん、ノコギリのようなギザギザ歯も付いていません。ごく普通のカッターでも、驚くほどカンタンにガラスの瓶がキレイに切れてしまう。いや、本当なんです!

キモチいいくらいに
スパっと切れるガラス瓶

こちらが用意するもの。

ガラス瓶にもちろんカッター、そして水?調理油?さらにはガスバーナー?この仕掛け、頭で考えるよりも前に早速どうなるか見てみましょう!

01.
ガラス瓶に水を入れる

まずは、カットしたい部分までガラス瓶の中に水を入れていきます。もちろん、フツーの水道水でOK。

水を入れたガラス瓶をボウルに入れ、今度はボウルの中に水を入れていきます。ドボドボドボ…。

ハイ、ここでひとつ目の注意点。ボウルに張る水の量は、ガラス瓶の中の水位に合わせること!

02.
オイルをボウルに注いでいく

次に登場するは、調理油。

これをボウルの水の上にちょっとずつ、数回に分けながら入れて水面に幕をつくっていく要領。

ガラス瓶の内側をこんな感じに油が覆いつくせば完成。

03.
カッター登場!

さて、ここで初めてカッターが登場します。といっても、使うのはカッターの刃のみ。

ジャン。こんな感じでカッターの刃をピンセットで摘みましょう。

あとは、やけどに気をつけながら刃先をバーナーで熱していきます。やけどに注意!大切なことなので二度言いました。

04.
熱したカッターの刃を
油につけると…

さて、かんかんに熱したカッターの刃を油の浮く水の中へと、ちょんと入れます。ハイ、ここふたつ目の注意点。油が跳びはねる可能性があるので、安全のため保護メガネやゴーグルを用意しておきましょう。

話を戻して、熱したカッターの刃を着けてからほんの数秒後、「パキっ」の音とともに、ガラス瓶はご覧のとおり真っ二つ!

切断面もキレイ。

仕組みは熱膨張

そうなんです。察しの通り、この仕組は熱膨張にあります。ガラス瓶の内側と外側に急激な温度差をつくることで、膨張に耐え切れなくなったガラスが割れるーー。その温度変化をブーストさせているのが、つまりは油というわけです。

覚えておけば、水挿しやキャンドルポットをDIYできそう。何かと役に立ったりして。

Licensed material used with permission by Roman Ursu
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。