「梱包用テープ」だけで、人を感動させることができますか

よもや平凡な荷造り用の梱包テープだけを使って、アート作品をつくりあげてしまうとは。オランダに拠点を置くMax Zornは、誰よりも多くテープを使いこなして、そこに奥行きを生んでいく異色のアーティスト。

下書きのないスクリーンに最初のテープを貼りはじめたとき、すでに彼の中では絵が見えているにちがいない。

使うのはテープとメス
「Tape Art」新たなジャンル

手にするのは、ビニールテープ(OPPテープ)と外科手術に使われるメス。アクリル製のガラススクリーン上に無作為に貼ってはちぎりを、ただひたすら繰り返していきく。やがて、テープが重なり合う部分ほど暗く、明暗がはっきり分かれてくる。

 

貼ってはカットし、またテープを貼る。

こうして生み出された作品がこちら。

陰影を完成させるのは明かり。

闇夜を照らすアートを。
アイデアは夜の街から始まった

「Tape Art」とMaxが呼ぶオリジナルの技法は、彼のこんな発想から生まれていた。

「今日、いろんなストリートアートが街に溢れているけれど、そのほとんどが夜になると姿を消してしまう。だったら、夜の都市生活を彩るアートワークがしたい。そんな想いで、街灯の明かりを使って写し出す、このTape Artを思いついたんだ。作品をシートにくっつけて、それを夜に街中に貼りまくるって感じでね」。

これらは彼の作品のほんの一部。Maxの公式サイトでは、異色のテープアートがまだまだ。製作風景を映した動画もチェック!

Licensed material used with permission by Max Zorn, (Facebook)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。