スマホ充電ゼロが嫌なら、これで「自前発電」したらイイじゃん
買い物もできて、位置情報も確認して、SNSをチェックもすれば、サクサク動画も見れてしまう。一日中フル稼動するスマホの充電、そりゃどんどんなくなるワケだ。だからいく先々でコンセントやUSBを差し込むことになるんですが、どうせならこんなポータブル充電器はどう?
手首をクルクル回して
“自前発電”する充電器
Kickstarterでクラウドファウンディング中の「HandEnergy」は、自分のパワーを電力に変えるポケットサイズのジェネレーター(発電機)。
手のひらに握ったボールをクルクルとひたすら回して、手首や握力を鍛えるトレーニングギアが数年前にちょっとしたブームになってたんですが、このアイデアを見たとき、まさにソレかと思いました。原理はだいたい同じ、でもこちらは鍛えることがゴールではなく、同じ動きで電気を生み出すことが目的。
実際にクルクルさせている絵が、こんな感じ。
なにも二の腕がパンパンになるまで回転させたり、スピードが必要な訳ではないみたい。USBポート(出力端子5V 1A)にケーブルを接続してさえおけば、スマホでも、タブレットでも、使用しながら同時に発電、なんてことも当然OK!のようですから。
原理はめちゃくちゃシンプルで、要は本体内部に発電のためのコイルが内蔵されていて、その外周を磁気ローターが回転する仕組み。手首のクルクルは、このローターを回すための運動というワケ。
ついでに言うと、ローターが動き始めると、平均して毎時5,000回転のスピードで回って、パワーを充電していくそう。
GO NATURE!
PLAY EVERYWHERE!
充電ゼロからのストレスフリー
結局、スマホの充電が切れて困るのって、周囲に電気コンセントがない屋外ですよね。今時、郊外へ出ても、ある程度コンビニだってあるからモバイルバッテリーが手に入らないワケではない。だけど、使いたいときに使えないんじゃスマホの意味がない、では?
そう考えると、真っ先にイメージが浮かぶのはやっぱりアウトドアシーンでしょう。キャンプに、フェスに、トレッキングに、クルクル手首を回してじゃんじゃか発電して。うん、いいよね。
アプリと連動、多彩な機能
チャージ量が一目で分かる
クルクルでゲームもできる
専用のアプリをダウンロードすれば、スマホでチャージ状況や運動量を可視化したり、HandEnergyをハンドルに見立てたミニゲームが楽しめるなど、クルクルを退屈な作業にさせないアイデアもナイス。
と、個人的には思っているんですが…じつはクリスマス・イブの出資締め切りまでに、まだ15,000ドルほどの出資金が必要な状況なんだとか。サンタさんからのグッドニュースが彼らに届くか、市販化はそこにかかっているのかも。
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