6月の贅沢「梅雨×古民家×ジャズ」間違いなく最高です

古民家は音が良い。

という話をときおり聞く。たしかに、木造のコンサートホールやお寺でもライブはある。音の反響がまるく、やさしくなると言う人もいる。それが家ともなれば、木の香りもしてきたりして雰囲気が良さそうだ。想像はつく。

 

ってなわけで「古民家×音楽」に着目。

 

体験談を話してくれた人の表情はうっとりしていた。トップ画像は、2016年10月に開催されたライブ風景。会場は、福岡県宮若市にある、築140年を超える古民家、SHIKIORI。

蒸し暑い日本の夏の夜、田んぼに囲まれた日本家屋で演奏されたのはブラジリアンジャズ。月明かりをぼんやりと感じながら風の音や虫の声が聞こえてくる環境もあいまって、とてつもなく心地が良かったそうだ。

いつか体感してみたいな、と思いながら話に耳を傾けていたら、そこで演奏していたビアンカ・ジスモンチ・トリオの日本公演が、6月9日(土)からはじまるらしい。古民家ライブもあると聞いた。え、もう今週末からの話じゃん!

梅雨×古民家×ブラジリアンジャズ

© 2016 Nakama Yuta

×美女。写真で微笑んでいるピアニストはビアンカさん。鬼才ブラジル人音楽家と言われているレジェンド、エグベルト・ジスモンチの娘だ。リオデジャネイロを拠点に世界を股にかけて活躍している。

どんな音楽かはやっぱり、聞いてみる、が一番。

そこで、ビアンカさんとも親交がある人物、創刊から66年を迎えた世界の音楽情報誌・月刊ラティーナ編集部のLissaさんにオススメを聞いた。6月ということで、雨の季節にもピッタリな選曲をプレゼント。

奇しくも本日は6日、水曜日、東京は雨。奇跡的にずぶ濡れ感あふれるタイミング……。しかも気づいたら偶然数字の並びまで強烈に! なってしまいましたが、ご愛嬌ということで。

Lissa(月刊ラティーナ編集部)

「編集部では音楽を流しながら仕事をしています。そろそろ梅雨の季節に突入するので、湿った気分も晴れやかにしてくれる軽快なピアノの音色、ビアンカ・ジスモンチを。スカッと気分が晴れるリズミカルな曲から、心静まる美しい曲を選びました。ジスブランコは、ビアンカがシスターと呼ぶクラウヂア・カステロブランコとの瑞々しいピアノデュオ。トリオは、6月に来日ツアーを行うメンバーによるもの。ビアンカの父であり、古希を迎えたばかりのブラジルの鬼才、エグベルト・ジスモンチへのオマージュを込めて、締めはエグベルトの曲です!お楽しみください」

© 2018 TABI LABO

ビアンカ・ジスモンチ・トリオの日本公演は、6月9日滋賀県のフィガロホールからはじまり、兵庫、東京、福岡、沖縄と、6月17日までツアー予定。福岡では、2016年と同様に、古民家SHIKIORIでのライブが体験できる。

ジメジメしてていやだなあー、と思いやすい時期でもあるんだけど、“6月は想像しているよりも雨の日が少ない”とも言われている。古民家ライブの日に天気が崩れたとしても、それはむしろラッキーなできごとなのかもしれない。だって、古民家で雨音を聞きながら観るジャズライブ……って、響きが良いじゃないですか。

それに、梅雨とブラジルリアンジャズの相性って、カラッとした気分になりたい人はもちろん、しっとりとした気分を味わいたい人にもしっくりくる、組み合わせの妙がある。

 

今年の6月は、最高峰のブラジル音楽を生で聴くチャンス。

 

そう考えたら、コンサートホールやジャズクラブで聴くのもやっぱり捨てがたい。東京と福岡の公演は平日の夜だから、仕事帰りに一人でフラッと寄れる。神戸なら休日をフルに使ってワークショップにも参加できる。悩ましい季節だけれど、梅雨とブラジリアンジャズを同時に、最大限味わえる今月は、ちょっとだけ、いや、かなり、贅沢なタイミングなのだ。

 

詳しくはコチラから。

 

【開催情報】

 

<滋賀公演>
日時:6月9日(土)20時開演
会場:フィガロホール

 

<神戸公演>
日程:6月10日(日)
会場:100BANホール
※ワークショップあり

 

<東京公演>
日時:6月12日(火) 6月13日(水)
会場:COTTON CLUB

 

<福岡公演>
日時:6月15日(金)
会場:古民家SHIKIORI

 

<沖縄公演>
日時:6月17日(日)
会場:宜野座がらまんホール

Licensed material used with permission by シャ・ラ・ラ・カンパニー
Top photo: © 2016 Nakama Yuta
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