美しさと豊かさが同居する魚の楽園、「柏島ブルー」を全身で感じる旅
「鰹のタタキ」に代表されるご当地グルメや、坂本龍馬が郷里で最も愛した場所といわれる桂浜など、観光資源が非常に豊富な高知県ですが、南国リゾートさながらの美しい海があることはあまり知られていません。
〝日本まるごと家族で遊ぼう〟をコンセプトに、日本各地でオリジナルティ溢れる旅を提案してきた「ASOBO JAPAN」。9回目となる今回の舞台は、高知県の秘境・柏島です!
柏島は高知県の西部にある小さな島で、日本とは思えないほどの透明度を誇る美しい海に囲まれています。この海は、黒潮の流入によって温暖なため、珊瑚礁を基盤とした豊かな生態系が育まれています。近海に生息する魚の種類は約1040種を数え、沖縄や小笠原諸島を凌いで日本一の多さ! そんな美しく、豊かな海で、他にはないスペシャルな家族旅が始まりました。
長距離ドライブも楽々!
運転の負担が少ない新型SERENA
いつもは1泊2日のスケジュールで催行される「ASOBO JAPAN」ですが、今回は目的地が空港から遠く離れているということもあって、2泊3日の日程に。初日は高知龍馬空港から、柏島がある大月町まで約3時間のドライブとなりました。
高速道路を含む長距離ドライブを快適にサポートしてくれたのは、最新型の「日産SERENA e-POWER」。ブレーキの操作をなるべく減らし、アクセルペダルひとつで運転できる「e-POWER Drive」というモードが搭載されており、高速道路でのドライブがさらに快適になりました。
また、エンジンノイズが少なく、防音性も優れているため、今までよりも静粛性がアップ! 車内が静かになったことで、運転席と後部座席での会話がスムーズになり、家族のおしゃべりもストレスなく楽しめるようになっています。
「とにかく静かで、エンジンがかかっているのもわからないくらいでしたね。大きい車だけど運転もしやすいし、車内が広いので子どもたちも退屈することなく過ごせました」と話してくれたのは、神戸から参加された井上さんファミリー。まさに、「家族史上、最高のおでかけしよう。」というキャッチコピーにピッタリな車です!
生態系の豊かさを物語る
希少で美しい微小貝
小雨が降る中で迎えた「ASOBO JAPAN」の2日目。参加された4家族は2組に分かれ、それぞれオリジナル図鑑作りのための素材探しと、クリアカヤック体験を順番に楽しみました。
豊かな海に囲まれた柏島の砂浜には、貝や魚の骨など、様々な生物由来の漂流物が打ち上げられています。中でも生態系の豊かさを物語っているのが、〝微小貝〟と呼ばれる1センチ以下の貝殻。もともとは全国各地の海で見られたものですが、自然環境の変化に伴って姿を消し、今では一部の地域でしか出会えない希少な存在になってしまいました。
柏島の砂浜では、今なお多くの微小貝を見ることができます。白砂の中から発見した微小貝に、大人も子どもも興味津々。「きれいだねー!」、「おもちゃみたい!」などと言いながら、様々な色、形、模様をした微小貝をまじまじと見入っている姿が印象的でした。
透明な船底から覗き込む
カラフルで驚きに満ちた海の中の世界
続いては、船底の部分がクリア素材になっていて、海の中を覗くことができるクリアカヤックに挑戦。ライフジャケットを着用し、親子2名で乗り込みます。
最初は、どの親子もおっかなびっくりパドルを漕いていましたが、慣れてくるとスイスイと海上を進み、右カーブ、左カーブ、さらにはバックの移動もスムーズになっていきました。
生息する魚の種類が日本一という海ということで、透明な船底からは水中を飛ぶようにして泳ぐエイや、珊瑚から出たり入ったりしているカクレクマノミの親子、優雅に海中散歩を楽しむダイバーたちの姿が見えることも! 参加ご家族のカヤックからは、「魚いたー!」や「珊瑚がきれい!」という楽しげな声が次々と聞こえてきました。
自分で好きな場所に移動して、魚が泳いでいる海の中を覗き込む。その自由度の高さが子ども達の心を捉えたようで、小学1年生の山内さんファミリーの息子さんは、「最初は怖かったけど、キレイな魚がめっちゃ見えたし、楽しかったー!」と興奮気味に話してくれました。
ここでしか食べられない
地元の伝統料理を堪能!
ビーチと海でたっぷり遊んだ後は、お待ちかねのお昼ごはん!この日は、地元のお母さんたちが、柏島でとれた素材をふんだんに使った郷土料理を作ってくださいました。
最初に紹介されたのは、海苔やジャコ、たくあんなどを混ぜ込んだ「こうし飯」。柏島では、大晦日をはじめ、大勢の人が集まるときに食べられる定番のメニューだとか。海の物と山の物が入っていることから、神様にお供えする食べ物という側面もあるそうです。 口の中にふわっと広がる海苔やジャコの風味と、たくあんのコリコリした食感が、食の愉しさを思い出させてくれるような一品でした。
この他にも、島でとれた海藻で作った「ところてん」や、一切のつなぎを使用せず100%アジだけで作られた「すり身の天ぷら」、旬を迎えた「小夏」など、ここでしか食べられないメニューの数々に、参加者の方々はお腹も心も満たされている様子でした。
アジ、サバ、立派なタイも!
海の豊かさを実感する沖釣り体験
昼食を終えた参加者の方々は、再び二手に分かれ、それぞれの船で沖合へ出発。朝から降り続けていた小雨もやみ、絶好のロケーションで沖釣り体験がスタートしました!
4家族のうちのほとんどが沖釣りは未経験とのことでしたが、開始早々、山内さんママの竿に反応が!漁師さんに手伝ってもらいながら引き上げると、立派なアジが釣れました。これには子どもたちも大喜び。お姉ちゃんは、目を丸くしながら「これ食べられるの?」と話していました。
釣られた魚は、そのまま船上でさばかれて、クーラーボックスの中へ。数時間後には、お刺身や煮付けとして夕食のテーブルに並ぶとあって、他の家族も気合十分です。「餌つけてー!」、「きたかも!」、「重たいー!大物じゃない?」などなど、沖合に明るい声が響き渡っていました。
その後も、サバ、カワハギ、タイなどが釣れ続け、最終的には、どのご家族も一晩では食べきれないほどの釣果に。船酔いする子もおらず、最高の思い出になりました!
とっておきの写真でつくる
世界に1冊だけの図鑑!
沖釣りから帰ってきた4家族は疲れた様子もなく、オリジナルの図鑑づくり体験へ。午前中に砂浜で拾ってきた微小貝や漂流物を表紙にデコレーションしたり、自分たちで撮影した魚の写真を使って、世界にひとつだけの図鑑づくりに挑戦しました。
朝から1日中遊んでいたとあって、すでに子どもたちは家族の垣根を超えて仲良しになった様子。お互いに拾ってきたものを見せながら、ケラケラと戯れ合う男の子たち姿に、親の顔も思わず緩みます。
女の子たちは、色画用紙を切ったり、絵を描いたりしながら、着々と図鑑づくりを進行。時々、パパやママに相談をしながら、カラフルなページを完成させていました。
今回の「ASOBO JAPAN」では、各家庭にCanonの最新ミラーレスカメラ「EOS kiss M」が貸し出されました。写真がきれいなのはもちろん、軽くてコンパクトなカメラがすっかりお気に入りになったという田村さんファミリーのママは、「操作が簡単で使いやすかったですし、アプリを使うと撮ったそばからスマホに写真を転送できるのがよかったです。スマホでいろいろとアップしたい派なので!」と感想を語ってくれました。
一度パソコンに取り込まなくても、カメラで撮った写真が直接スマホに転送できるのは、とても嬉しい機能ですよね。他の家族からも、大好評でした。
自分たちで釣った魚を食べる
非日常的で贅沢な夕食
イベント盛りだくさんだった2日目をしめくくるのは、夕日の名所としても知られている竜ヶ浜キャンプ場での夕食です。メインディッシュは、もちろん自分たちが海で釣ってきた魚。姿造りになったお刺身が運ばれてくると、各テーブルから「わー!」という歓声と拍手がわき起こりました。
つい数時間前まで海で泳いでいたというだけあって、鮮度は抜群。どのご家族も「甘いー!」、「プリップリだね!」など、口々に美味しさを分かち合いながら、新鮮な海の幸を堪能していました。
テーブルには、その他にも、高知名物の鰹のタタキや、地元でとれた貝類、しっかりと味の染みた煮魚など、豪勢な料理がずらり。「美味しい!」、「美味しい!」の声がやみません。
涼しげな虫の声をBGMに、沈みゆく太陽を見送りながらの夕食。こうした非日常の体験こそが、旅の醍醐味と言えるのではないでしょうか。4家族みなさんの顔には、今日1日を遊び尽くした充実感が漂っていました。
日本だけど、日本じゃないみたい!
昨日とは打って変わり、スカッと晴れ渡った青空に恵まれた3日目の朝。まさに奇跡の碧さ、「柏島ブルー」の本領が発揮されたこの日は、船底だけでなく、全体が透明な素材で作られたクリアボートの乗船体験が行われました。
下だけでなく、側面からも海中を見渡せるため、海に浮かぶ透明なバスタブに入っているような不思議な感覚を味わえるクリアボート。海の透明度が非常に高いので、上から見下ろすと、ボートが宙に浮いているようにも見えます。
昨日は慣れない手つきでパドルを漕いでいた子どもたちも、すっかり自信満々の表情で、ママやパパとぴったり息を合わせて、海の上を自由自在に駆け回っていました。
小学5年生の娘さんと、小学3年生の息子さんと一緒に参加されたサヴェッジさんファミリーのパパは、今回の旅を「柏島は、日本だけど日本じゃないみたいでしたね。景色もそうだし、リラックスした雰囲気がありました。なんて言うか、いろんな日本があるなと思いました」と回想。ママからは「いろんな初体験ができてよかったです。子どもたちにもいい経験になったなと思います」という感想をいただきました。
大阪から家族4人で参加された山内さんファミリーのパパは、「子どもがめっちゃ楽しそうにしてたのがよかったです!普段は釣りとか、カヤックなんてできないし、家族みんなではなかなか行けないですからね」と振り返ってくれました。
今回も大好評のうちに終了した「ASOBO JAPAN」。その様子は、下の動画でもチェックできます!
「ASOBO JAPAN」プロジェクト参加一覧
「ASOBO JAPAN」には、これらの企業やブランドが参加しています。それぞれの特徴を活かした“遊び”をぜひ楽しんでくださいね。