「Niantic」と「Qualcomm」が、現実世界と仮想空間の「境界線」を消そうとしている……

アメリカの「Niantic(ナイアンティック)」「Qualcomm(クアルコム)」のコラボにより、現実世界と仮想空間の境界線が消えるかもしれない——。

両社は、拡張現実(AR)の開発における協力体制を築いているとのこと。屋外でのAR体験の提供に向けて、屋外用ARヘッドセットの開発に尽力しているらしい。

両社の目標は、拡張現実上の物体がまるで現実世界物理的に存在しているかのようにすること。例えば、誰かが置いたデジタルの物体が周囲の人にも見えるような環境を創出しようとしているんだそう。

なんだかイメージの湧きにくい話だが、実現すれば建物をデコレーションしたり、詳細な交通案内が可能になったり、公園や広場などをゲーム空間にしたり……など、さまざまな可能性が広がるという。

© Niantic/YouTube

便利で楽しそうではあるが、同時にどこまでが現実世界でどこからが拡張現実なのか分からなくもなりそうだ——。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。