なぜ、海外の学生たちは「水筒選び」に全力なのか?
TikTokでは最近、海外の学生が"back to school haul”として、新学期に向けて買ったものを紹介する動画が多く投稿されている。
© aeilela/TikTok
このトレンドに幾度となく登場してくるのが、「owala」の水筒だ。昨年は「STANLEY」が大流行していたように思うが……学生たちのトレンド変化はとにかく速い。
なんでも、owalaの人気は10ドルほどという低価格と、パステル中心のカラバリ、そして、逆さまにしても漏れない機能にあるらしく、人気が急上昇となったようだ。
日本人が知らない
水筒で「自己表現」
ところで、日本では水筒の流行を目にしたことはない。個々それぞれブランドも違えばウォーターボトルを持ち歩く学生もいる。それでも、持参している学生は半分以下、という体感だ。
近年、大学にもウォーターサーバーが設置され、水筒の利用を呼びかけるプロジェクトを実施しているとも聞く。それでも水筒の利用率にあまり大きな変化は見られない。それもそのはず、構内のあちらこちらに自販機が。大学の外や最寄駅にはコンビニが。
海外の学生たちはこれほどまでに水筒に“全力”な理由、それはウォーターサーバーや給水所で飲料水を得るからに他ならない。いわば必需品。なればこその水筒を自分流にアレンジし、自己表現のためのツールとして活用しているというのがオモシロい。
© phoebe.collects/Instagram
手で持つところにチャームをつけたり、ステッカーを貼ったり……。ガチャガチャなどで、友だちとおそろいのチャームをつけたら絶対にかわいい。こういったアレンジを知っていれば、水筒やタンブラーもアリかもと思える日本人学生だって多いはず。
owalaの水筒、公式サイトを覗いてみてください。種類もサイズも豊富で結構目移りしちゃうはずだから。
Top image: © 株式会社アールオーエヌ