芝生ソファを育てよう!材料は土とダンボール

緑の芝生が美しい、広々としたのどかな庭。そこに小さな丘のような不思議な盛り上がりが。なんとこれ、芝生でできたソファなんです。芝生にゴロンとするのも確かに気持ちがいいものですが、こんな楽しみ方もあり。

ダンボールの骨組みに
土と芝を

このソファ「TERRA」は、イタリアのデザイナーが提案しているもの。仕組みとしては、まずレーザーカッターで切り出したダンボールで骨組みを作り、そこに土をかぶせて形を作ります。さらに芝を植えてしばらくすると、素敵な芝ソファが完成。

しかもダンボールで作った骨組みは、最終的には分解されて土に還るそうです。その頃には、盛り上げられた土もしっかり固まっていて、骨組みは必要なくなっているというわけ。徹底してエコなところにこだわりを感じます。

座り心地も抜群な
芝ソファ

体重をどのように支えるかが椅子デザインの腕の見せ所ですが、骨組みがダンボールでも土が体重を分散してしっかり支えてくれるため、強度も安心。柔らかな芝で、座り心地も良さそうです。

小さな子供用から大きな4人掛けソファまで、サイズもさまざま。価格はひとり用の最もスタンダードなもので220ユーロ(約25,000円)。風化しない頑丈なソファを一脚買うと考えれば、それほど高い買い物ではありません。

ちなみにダンボールの状態で送られてくるため、大きなソファを海外から取り寄せるより、送料は圧倒的に安くなっています。

KICKSTARTERで
支援を募集中

アメリカの郊外などでは、緑の芝生に包まれた広大な庭が、閑静な住宅街の象徴になっています。日本ではなかなか設置する場所を選びそうではありますが、こんなソファで気持ち良くくつろいでみたいですね。

「TERRA」は現在、KICKSTARTERで支援を募集中。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。