空高くのびる「光の柱」を捉えた写真(カナダ・オンタリオ州)

1月6日午前1時半。Timmy Joe Elzingaさんは、2歳の息子さんを寝かしつけてバスルームへ入ったとき、窓からこの様子を目撃してたいへん驚いたそうです。縦に伸びる光の柱。オーロラとも違う、不思議な現象が起きていました。

謎の光の正体は?

ちゃんと窓を開けて外を見ても、たしかに輝く光の柱。彼は、すぐに調査に乗り出しました。はじめはオーロラかと思っていましたが、すぐにもっと“近い存在”であることに気づきました。地面から空に向けて、光が放たれているような状態が見えました。とても寒い夜だったと言います。

街の明かりだった!

じつはこれ、専門家の解説によれば、寒さで空気中にも結晶が舞っているような状態だったため、そこに街の照明が反射して、写真のような現象が起きていたとのこと。

これについて、Elzingaさんは、「『スター・トレック』みたいにビームで誰かを転送しようとしているのかと思ったのだけどね」と冗談交じりにコメント。過去に見たことがあるという人からもメッセージが寄せられたそうです。とはいえ、今回の写真のほうがとてもカラフルに写っています。ちなみに、撮影はSamsungの「Galaxy S6 edge」で行いました。

奇跡の瞬間というほど珍しいものではないかもしれませんが、一度は見てみたい景色。寒冷地を観光する際には、縦に伸びる光がないかどうか、夜空を見上げて探してみてはいかがでしょうか。

Licensed material used with permission by Timmy Joe Elzinga, (Channel)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。