このワイン、どこで寝かせたと思う?

ワインは好き。だけど品種とか産地とか、何が良いのかよく分からない。だからついつい「ジャケ買い」しちゃう…。

そんな買い方にちょっと後ろめたさを感じているワインビギナーでも「ここまでインパクトあったら、迷わず買いでしょ!」と言い切れてしまいそうなビジュアルのワインが、クロアチアにありました。

ギリシャ風のワインボトル、
試しに沈めてみる?

アドリア海の「海底ワイン」誕生のきっかけは、些細なこと。ある日、アンフォラ(古代ギリシャの壺)風の形をしたボトルワインをもらって、彼らは思い立ったそう。

「この古風なボトル、本当に沈めてみたら面白いんじゃ?」

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しかし、これを実現するには多くの困難がありました。ボトルは割れない?コルクのすきまから海水が入ってこない?水圧は大丈夫?

実際かなり大変な調査や実験を要したそうですが、その思いつきにどうしようもなくワクワクしていた彼らは、ちょっとしたことじゃへこたれません。数年の研究の後、みごと「海底で寝かせる」ことに成功しました。

古代ギリシャ人のルーツを
辿ってみたんだ

Edivo Vina Winery」は、何から何までクロアチア産にこだわっています。

ワイン自体は、ヤニナの「Plavac 2012」を。ボトルに塗り固めている粘土は、中心部の都市・ペトリニャのものです。そして沈めるのはもちろん、アドリア海。

付属品も例にもれずで、ボトルを支える鉄の台は、中央に位置するシサクで鍛造されたものを、ワインを入れる木の箱は、北西の都市・ヴァラジュディンで採伐された松から作られています。

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彼らによると、実は古代ギリシャ人もアンフォラでワインを貯蔵していたそう。そしてその壺は今日、多くがアドリア海で発掘されています。ということは、何千年前の人たちもワインを海に沈めていた…?なんて想像も広がったり。

「古代ギリシャ人とワインには、深い繋がりがあった。彼らにとってそのお酒はスピリチュアルなものだったんだよ。

それは、酒の神・バッカスが讃えられていたことからも分かるはず。何千年という時を経て、僕らがそのルーツに立ち戻ってみた。なんだかロマンチックじゃないかい?」

アドリア海を横目に
味わってみたい

実際、海底は「熟成」には適してないんじゃ?というかそもそも、数年沈めたくらいじゃ味は深くならなさそう…なんて声もありそうですが、その雰囲気は味わってみたいかも。

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海底ワインは希少で、まだ十分な在庫がないため、日本へ輸出する予定はないそう。「味わいたかったら、ぜひクロアチアに来て!」とのこと。たしかに、どうせ体験するなら、アドリア海のほとりで試してみたい?

Licensed material used with permission by Edivo
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