あの「桃鉄」が学校教材に!【今冬から】
人気ボードゲーム「桃鉄」こと「桃太郎電鉄」シリーズの学校教育機関向け「桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~」が登場!
「コナミデジタルエンタテインメント」によれば、2023年から全国の学校教育機関へ提供できるよう、現在、鋭意制作中とのこと。
教育版では、学びたい地域を限定してプレイできたり、先生が管理ツールからゲームをコントロールできたり、貧乏神は登場しない仕様にしたりと、Nintendo Switch用ゲーム「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」をベースに授業での活用を想定してアレンジ。
世界の優れた教師を選出する「Global Teacher Prize 2019 Top10」に選ばれた、立命館小学校の正頭英和先生が監修協力をしているそうだ。
プレイはWebブラウザ上で。そのため、パソコンやタブレットなどあらゆるデバイスにも対応。インストールの手間がかからないのも学校側には大きなメリットになるという。
第1弾の発売は1988年。それから30年以上にわたって幅広い世代に親しまれ、「駅や地理を覚えて勉強になった」「地理や経済に興味を持つきっかけになった」「日本全国の観光名所や物産に詳しくなった」などの声は山ほど寄せられていたとか。
満を辞しての制作に、原作者であるさくまあきら氏はこのようなコメントを寄せている。
昔から、「桃鉄」を学校教材にならないかな?と思って、作っていました。今回の『桃太郎電鉄 教育版』の話は長年の夢が叶った気がします。みんなで、地理で満点を取って、先生方を困らせてください。
なお、導入は無償でとのこと。
桃鉄を使うと、どんな授業が繰り広げられるのだろう──?
気になる方は、文部科学省に許可を得て今年1月に福岡教育大学附属福岡小学校で試験的におこなわれたその様子をチェックしてみて。
『桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~(以下、桃太郎電鉄 教育版)』