東京湾もこうしてキレイに!?牡蠣の浄水効果が一目瞭然(動画あり)
右側の水槽に注目してほしい。水はひどく濁っており、奥の壁がまったく見えない状態だ。時刻は、およそ9時45分。
次の画像の時刻は、およそ11時5分。まったく手を加えていないのに、奥の壁が透けて見えるほど水の透明度が高まっている。その間、わずか1時間20分!
実はコレ、水槽の中に入れられた「牡蠣」の力によるもの。どうやら、牡蠣にはプランクトンや汚れの成分を食べ、水を濾過する力があるのだそう。一説には、一匹が濾過できる水の量は、1時間で約7.5リットルにも及ぶのだとか。
驚きの効果は、すでに私たちの身の回りでも実証済。2013年には、東京湾で浄水を目的とした牡蠣が養殖され、劇的に水質が改善。これにより、東京23区内で約50年ぶりとなる海開きが行われたことは、大きな話題となった。
それでは、以下の動画をチェックしてほしい。きっと、その凄まじい浄水能力に驚くはずだ。
Licensed material used with permission by Florida Oceanographic Society