世界80言語がつまった「翻訳マシン」が旅の常識を変える!?
世界を旅するとき「コトバの壁」は無視できない。たとえ初めて訪れた国でも、その国の人とコミュニケーションが取れれば取れるほど、楽しめるものだと思う。
僕もウクライナに行ったとき、あまり英語が通じなかったのでバスを乗り間違えそうになったことがある。その時はWi-Fiがなかったのでアプリも使えなかったから苦労した。
だけど、これからはヨーロッパのあまり人が行かないような場所でも、気軽に旅に行けるかもしれない。
20言語はオフラインでも
使えるらしい
このポータブル翻訳マシン「Travis」は、80ヶ国語に対応しているとのこと。英語やフランス語、スペイン語、中国語(マンダリン)、アラビア語といった主要言語はもちろん、他の言語も幅広くカバーしている。
例えば、ウクライナ語、マケドニア語、クルド語などのあまりイメージが湧かない言語の翻訳も可能。
さらに、この中の20ヶ国語はオフラインでも使えるらしい。日本語も含まれているので、旅先でWi-Fiのない環境でも活躍してくれる。
どんどん学習する
人工知能も搭載
リリースによれば、その言語ごとに最適な翻訳エンジンを採用したとのこと。つまり、選りすぐりのモノを集約しているわけだ。
さらに、人工知能を搭載しているとのことなので、機能を自動でアップデートし続けるらしい。スラングが生まれても、それを学び翻訳してくれる。
また、他の翻訳アプリなどと違い、3ヶ国語以上を同時翻訳することもできるとのこと。ホステルに泊まったときに持っていると、色々な人とより深い話ができそうだ。
この「Travis」は、「INDIEGOGO」でのクラウドファンディングで、目標額の779%を集めることに成功。現在なら通常価格から25%OFFの$149(約17,000円)で購入可能で、2017年9月頃には届くらしい。
ちなみに、売上の一部は難民の言語教育を支援する機関に寄付されるとのこと。