年貢を納めてキミも“村民”になってみないか?(2,000人もいるらしいよ)

3,000円の“年貢”を納めれば誰でも“村民”になれる村があると聞けば、ちょっと興味本位で納めてみたくなってしまったのは僕だけではないはず。

実際、この村=「シェアビレッジ(SHARE VILLEGE)」というプロジェクトがスタートしてわずか2年で村民数は2,000人を超え、村民になると秋田の美しい古民家に宿泊できたり、“寄合”と呼ばれる飲み会があったり、さらには年に一度のお祭りとして音楽フェスが開催されたりと、なんだかワクワクするようなアクティビティが盛りだくさん。シェアビレッジって、一体なに…?

古民家に泊まって100年前に
タイムスリップ!

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どこか日本人の琴線に触れる広々とした美しい古民家、一度は泊まってみたいですね。

ここは秋田県五城目町。人口は1万人足らず。今も古き良き日本の原風景が残っていて、職人や造り酒屋が集積し、農林業をベースとした昔ながらの暮らしが営まれています。2015年の春、この築100年以上の古民家がシェアビレッジの拠点&宿泊施設となり、たくさんの“村民”を迎え入れているのです。

実際、村民になって古民家に宿泊した方に率直な感想を聞いてみると…。

広くて静かな古民家で、囲炉裏がかっこいい!自然な時や空気の流れで、町も木も川も家も出迎えてくれたみたいな感覚で気持ちよかったです。(高木秀人さん・30代後半男性)

古い&暗いで怯えていたけれど、思っていたほど怖くなかったです(笑)。いろりとか土間とか、窓から見える景色とか、昔の人の暮らしぶりを想像しながら古民家を見渡すと楽しいですよ。(鎌田志津子さん・30代女性)

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さらに話を伺うと、初期からの村民のひとりであり都内で居酒屋を営んでいる高木さんは、田舎への憧憬に加えて、少子化/国際化が進展するなかで田舎の課題や町起こしに興味があったと言います。
 
また、ご両親が秋田県五城目出身だという鎌田さん(ご自身は神奈川育ち)は、寂れていく一方の故郷がシェアビレッジによってどう変わっていくのか、また変わるために自分でも何かできることがしたかったと。想いは様々だけれど、シェアビレッジという磁場に引き寄せられて、今日もどこかで村民が産声を上げているというわけです。

越境する村民たちがつくる
新たなつながり

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スタートから約2年、シェアビレッジの村民はざっと2,000人に。47都道府県すべてに存在する規模となり、拠点である秋田五城目町と香川県三豊市仁尾町をベースとして大きなネットワークを築きつつあります。プロジェクトが目指す日本そのものをひとつの村として活性化させるという壮大な構想が、ゆっくりと、着実に具現化しているのです。

とりわけ年に一回のお祭り=「一揆フェス」ではライブコンサートやたくさんの出店があり、全国から集まった村民が地元の方々と入り混じって大いに盛り上がるそう。ほら、理屈抜きでますます村民になってみたくなったでしょ?

開村前の「シェアビレッジ」の紹介ムービーがこちら

年貢に寄合、一揆に越後屋って
どういうこと…?

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では改めて、冒頭で触れたシェアビレッジの仕組み=年貢・寄合・里帰・一揆について詳しくご紹介しましょう。

 【年貢 / NENGU】
いわゆる年会費として3,000円の「年貢」を納めると誰でも村民になれます。好きな時に好きな村に行って古民家に泊まるなど田舎体験をしたり、村民同士や地元の方と交流したり、あるいはサテライトオフィスとして仕事をしたり、たのしみ方の可能性はまさに無限大です。

【寄合 / YORIAI】
田舎に行くためには、どうしてもまとまった時間が必要。でも、村民同士の交流の場として都市部で「寄合」と呼ばれる飲み会やお花見、バーベキューなどが定期的に開催されています。都会と田舎の物理的な距離を超えたつながりを生み、日本の共助社会をもう一度取り戻すべく、村づくりが進められているのです。

【里帰 / SATOGAERI】
村民同士が仲良くなることで生まれるのが「里帰」。仲良くなった村民同士で実際に自分たちの村に遊びに行きましょう!いつ行っても楽しめるように村では様々な企画が用意されています。

【一揆 / IKKI】
年に一回のお祭りとして「一揆」という名のフェスが行われます。多くの出店やアーティストによるライブ、全国から集まった村民や地元の方々入り混じって大いに盛り上がるこの一揆、2017年は8月12日(土)に開催です!

【越後屋 / ECHIGOYA】
2017年4月に新たにスタートした「to B(企業向け)」のプランで、古民家をサテライトオフィスとして使ってもらおうというもの。自然豊かな環境に加え(生産性もアップ!?)、シェアビレッジを介して地域住民・地域企業とつながる最短ルートが「越後屋」なのです。

いわゆるゲーミフィケーションというか、シリアスな課題に対してもユーモアと創造力でエンターテインメントにネガポジ反転させてしまうこの発想、ホント面白いなぁ。各地のさまざまな地域活性化事業でも、ぜひ参考にしてほしいですね。

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