政府に不満を感じて、故郷を捨てた。そして、夫は強制送還された後に死んだ。
トランプ大統領の入国禁止令に反対するために、制作された一つの動画。主人公となるLaylaとその家族は難民となり、“安全な暮らし”を求めて違う国を渡り歩きます。
最後に見つけたアメリカで彼女たちは、自分達にとっての「幸せ」を手に入れることに。短いアニメだけど、日本人の私たちも真剣に考えなければならない、内容なのかもしれません。
私が生まれたのは、エチオピア東部のソマリ州のFiqという地域。私と家族は政府に不満を感じたため、母国を去りました。
2003年にサウジアラビアにたどりつき、そのとき私のお腹には息子のMohammedがいたのです。 その土地で7年ほど暮らしましたが、 夫は強制送還されてしまいました。 後に、私はフランス人の家族に仕えることに。
彼らは私たちを手助けすると言ってくれました。そして、私に「サウジアラビアからシリアにを移住させてくれる人物を見つけるべきだ」と、彼らは助言してくれたのです。
それにより、シリアで新しい人生がスタート。
シリアに暮らすと、子どもたちはちょっとしたものだけど教育を受けられることに。しかし、内戦が勃発して私は家族とともにこの国を去ったのでした。
私達は2〜3日歩き続け、やっとのことでトルコの国境へと。そこで、難民であると伝え、私は在留資格を取得したのです。でも、就労許可はおりませんでした。
その後、私のもとに“悲しい知らせ”が。それは、愛する夫の死を告げるものだったのです。
数ヵ月後、私はアメリカでの定住許可を得ることになり、メイン州の素晴らしさを知りました。 海が近くにあるので、私と子ども達は夏になると時々ですが海辺を散歩しています。 そこで1時間ほど過ごして、家に戻るのです。
この場所は、故郷や私たちが訪れた他の土地よりも素晴らしい場所に思います。なぜなら、私たちが「安全」に暮らせるのだから。