「お〜い!コッチ」すぐ未来の冷蔵庫は、呼べばやって来る

モノとインターネットをつなぐIoTやAI搭載のデバイスは、もはや家電業界におけるスタンダードだけど、まさか自動で「移動する」冷蔵庫が登場するとは……。

LIDAR(ライダー)と深度センサを内蔵した小型冷蔵庫『Ku』が初めてお目見えしたのは、昨年ベルリンで開催された欧州最大の家電見本市「IFA」でのこと。
物体にレーザーを当てて、反射距離や時間を測るLIDARは、自動運転システムのセンサーなどにも応用されている技術。家具や人、ペットもうまく避けながら、スムーズに移動してくるようです。

また、音声認識機能も搭載。キッチンへと食事や飲み物を取りに行かなくても、呼びかけるだけで声を聞き分け、自分のところまで届けてくれる。「お〜い、Ku、ダイニングテーブルまで来て!」こんな具合に。

もともとは、バリアフリーの床でこそだし、身体に障害のある人たちの生活サポートを目的とした設計。まだ試作段階だそうですが、早ければ5年後には市販化の動きもあるとか。
となると……ソファでゴロンと横になったままテレビや映画鑑賞。「お〜い、Ku!」なんて自分を想像せずにはいられない(笑)。

Reference: Panasonic
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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。