世界食料デーに向け、持続可能な「食」を考える
10月16日は、世界の食料問題を考える日として国連が定めている「世界食料デー」。
そこで、同日に先立って、「2030年の食のあり方」についてクリエイティブに考えることを目的としたイベント「Creative Chefs Box 2030」を一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会が開催するようだ。
© SRA日本サステイナブル・レストラン協会/YouTube
2030年は持続可能な開発目標として定められている「SDGs」の達成を目指す年。
そこで同イベントでは、39歳以下のシェフ、または調理師専門学校の生徒を対象に、サステイナブルな視点から考案された「未来のレシピ」の募集が行われる。
レシピには、「食料の無駄をなくす(食品ロス削減)」あるいは「より多くの野菜を使用(プラントベース)」であることが基本条件で、他にも低カーボンフットプリント、ベターミートの使用などサステイナブルな要素があると加点の対象になる。
最終的には、レシピの持つサステナビリティ、クリエイティビティ、そして見た目の3つの軸において評価され、10月16日の「世界食料デー」に優秀賞が発表されるとのことだ。
近年フードテック界隈の目覚ましい発展により、様々な食材や素材が登場してきている。
古くからある伝統的なレシピが大切なことは言うまでもないが、現代でしか作れないサステイナブルで美味しく、美しいレシピの新たな誕生に心から期待したい!
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