そろそろ本気で「ワークライフバランス」を考えて良かったんだ!
この1〜2年で、働き方やライフスタイルを根本から見直している人も多いのではないでしょうか。
それ、きっと正解です。
テクノロジーや時代の変化で、これまでとは大きく価値観が変わってきたなぁと感じる今日この頃。
たとえば、パブリックスピーカーとしてニュータイプな働き方を提唱する山口周さんのこんな言葉にハッとさせられました。
僕は、人生で大切なことって3つくらいしかないと思っているんです。
・どこにいるか。
・だれといるか。
・なにをするか。
これまでは「なにをするか=仕事」が重視されてきたけれど、今は「どこにいるか/住むか」が一番大事なんじゃないかなと。いる場所がいいと、周りにも価値基準の似ている人が多くなる。
僕はいま葉山に住んでるんですが、葉山にいる人は葉山が好きな人たちで、価値観が似ている。東京ではそういう感覚はなかったですから。
ここでは、ヤマハ発動機主催で行なわれたオンラインセミナー「そろそろ本気で、ワークライフバランスを考える!」の内容を一部紹介しながら、これからの新しい働き方やライフスタイルについて考えていきたいと思います。
通勤時間って
ワークなの? ライフなの?
ワークライフバランスを考えるうえで、テーマの1つとしてよく取り上げられる「通勤時間」。
テレワークが普及したこともあり、まさにいま大きな変化を感じていたり、通勤時間に縛られない生活リズムの恩恵を受けている人も多いはずです。
そもそも「通勤時間」は、給与が支払われてないにもかかわらず、多くの人が往復で数時間もかけている、というのが都市部の現状でした。つまり「ワーク」ではなく「ライフ」を消費している時間だったわけです。
これまでは「会社への距離」と「家賃/住宅ローン」を天秤にかけざるを得なかったこういった問題も、リモートワーク化したことで解決した人もいれば、移住や多拠点暮らしを視野に入れながら新しいスタイルを検討している人も多いでしょう。
突き詰めていくと、冒頭で触れた「どこにいるか/住むか」の重要性を改めて感じるのではないでしょうか。
「ワーク」と「ライフ」は
対立構造じゃない!?
これまでの働き方を振り返ってみると、多くの方にとってワークとライフは比率の問題として語られがちでした。仕事中心の方であれば8:2、趣味や家族を重視する方であれば4:6のように、どちらかを増やすとどちらかが犠牲になる、という構図です。
ですがこれからは、ワークとライフをブレンドさせて、片方の充実が片方の充実にもつながり、お互いにいい影響を与えながらライフスタイル全体の質を向上させていく時代です。
いま現在の環境や仕事の条件に縛られるとなかなかイメージできず「そんなのは理想であって、現実的じゃない」と感じるかもしれませんが、少し俯瞰して考えてみると、決して遠い世界の話ではありません。
たとえば、「いる場所/住む場所」にこだわったことで、
・朝や夕方に釣りが楽しめる環境で仕事をする人
・マウンテンバイクやスノーボードが楽しめる環境にいる人
・バンライフをしながらリモートで仕事をこなす人
・自然のなかで子育てをしながら仕事と両立させる人
などもたくさんいます。
いずれも、住む場所や働き方を少〜し見直すだけ現実的な選択肢になり得るんです。
ますます可能性を感じる
「二拠点暮らし」
今回、オンラインセミナーを主催したヤマハ発動機も、当初の予定を大きく上回る応募数で、ワークライフバランスへの関心の高さを改めて感じたそうです。
彼らの本社は静岡県磐田市にあり、浜松など周辺のエリアも含めると産業としての地盤も固い上に、山や海、湖、川などの自然にも恵まれた、まさにワークライフバランスを体現するような土地柄のひとつ。
たとえばワークライフバランスについて考えるとき、自分ひとりの意向だけではなく、家族の生活やライフスタイルも考えてなくてはいけません。そんなとき、完全移住はハードルが高くて難しくても、二拠点暮らしなら実現できる、という選択肢もあります。
もちろんコスト面や家族の相互理解は必要になりますが、双拠点のいいとこどりができる、というメリットも一度本気で検討してみたいところ。
実際にオンラインセミナーに参加して、自分の考えや理想の働き方が整理できた人も、今回は見逃したけど改めてワークライフバランスについて考えたい人も。山口周さんの言葉を借りるなら「なんでもっと早くここに来なかったんだろう」というライフスタイルは、今すぐにでもシミュレーションできるはず。
そろそろ本気で、ワークライフバランスについて考えてみませんか? 詳しくはセミナーのアーカイブ動画も併せてご覧ください。
\配信を見逃した方は動画をチェック/
※本記事は、2022年1月21日に開催した、ヤマハ発動機主催 オンラインセミナー「そろそろ本気で、ワークライフバランスを考える!」より一部内容を抜粋して紹介しております。