80年の時を経て、同じ経験をした「2人の難民」が語ること
ユニセフが2016年9月に発表した「移民・難民危機レポート」によると、世界では約5,000万人もの子どもたちが、ふるさとを奪われているそうです。
しかし難民問題は、今に始まったことではありません。
第二次世界大戦で難民になったドイツのハリーさんは、92歳。そしてシリア危機で難民となったアームドくんは、12歳。
80年の時を経ているにも関わらず、ふたりが語る体験談は、驚くほど似通っているのです。
崩壊していく街を
必死で逃げ出した
ボートに乗り込んで
「ここで死ぬと思った」
何もない海の上で
家族を想った
そしてふたりが
生き延びた理由
アームド、ハリー:「僕たちは生き延びました。幸運だったんです」
「#RefugeesWelcome」で
難民たちを救う
これは、UNICEFによる難民受け入れ運動を広げよう、というキャンペーン動画。
「#RefugeesWelcome、というタグをつけて動画をシェアすることが、子どもたちの難民を救うきっかけになる」
と。
もちろん、難民問題を解決するのは簡単なことではありません。それでも、今すぐに助けを必要としている人がいるのだと、この動画は伝えているのでしょう。
Licensed material used with permission by UNICEF