「ランニングは嫌い」だけど、このシューズは好き。

ああ、ランニングシューズを紹介する記事で、こんなこと言うの。本当にどうかと思うんですが、僕は走ることが嫌いなんです。

断っておくと、スポーツジムには通っているし(週に1回、1時間程度)、近所を走ることもあります(月に2回、3km程度)。

でも、それは単に健康のため。日常での運動不足を解消しなきゃっていう、一種の強迫観念が前提にあるからやっているだけ。楽しめているかっていうと、そうでもない。

だから、ランニングのためのランニングにはまったく馴染めない。昨今のRUNムーブメントに乗り切れない。ただ走って、走って、頭の中がゼロになって、走って、走って、心身ともにリフレッシュして、そして達成感を得てっていうストイックな遊び方はどうにも……。

もちろん、走ることでしか得られない快感ってあるんだろうけど、簡単ではないイメージ。「乗り越える」とか「やり遂げる」とか、そういった努力の先にある気持ちよさーー自分としては、「まあ、多分、きっと気持ちいいんだろうな~」ってな感じです。

同じような人って結構いるんじゃないかな? 

健康のために運動したり、走ったりしてみるものの、正直面倒くさいし、イマイチ楽しめてないって人。

「足を前に出す感覚」が、
楽しくなるランニングシューズ。

で、そんな僕が走ることが楽しいかもしれない(まだ、「かもしれない」ぐらい)と思ったきっかけが、本稿の主役であるランニングシューズです。

僕はこれまで、見た目やファッション的な意味でのブランドでシューズを選んでました。30代以上によくいる“格好から入っていくタイプ”の典型です。

そもそも、どのランニングシューズもサポート機能がどうとか、クッション性が云々とか、それらしいことはうたっているわけで。しかも、これが店頭で試しに履いてみると、すべからくいい感じに思えちゃったりするんですね。よっぽどフォルムとかサイズが合ってない場合は別として、スポーツショップにいけばいいシューズだらけ。あくまでも素人の感覚として、ですけど。

が、このシューズはレベルが違いました。

『アンダーアーマー』の「UAホバー」。

何が違うかっていうと、もうシンプルに

ラクです!

それも超素人ランナーの自分が体感できるぐらいに。

単に履き心地がいいとか、フィット感が、とかじゃないですよ。そういうシューズはこれまでも何足か履いてきました。

そうじゃなくて、このシューズは走っている時にラクすぎて、「足を前に出す感覚」が楽しくなってくるんです。

その秘密は
反発性と軽さ!

もうちょっと詳しく「UAホバー」を紹介しますね。

このシューズには、新しいクッションフォームである「UAホバーフォーム」というのが搭載されています。コレ、着地した時のクッションと、蹴り出しの反発性という2つの役割を担っていて、その感覚が、素人としてはめちゃくちゃラクなんですね。

シリアスランナーの同僚に聞いたところ、裸足に近い感覚のシューズとか、その類いは“ある程度、走るフォームができている人向け”で、この「UAホバー」は“走ることを覚えていけるシューズ”だそうです。

なるほど、言い得ているように思います。

着地した時にフワッとした感覚が気持ちいいし、反発性が高いので足が勝手にあがる感じ。周囲からみれば、バタバタとした走り方なんでしょうが、自分のイメージでは跳ねるように走ってる感じが楽しめます。ブランドサイトには「無重力感覚」とありますが、決してオーバーじゃない。

もうひとつ、実感値を伝えておくと軽いです。

前述の同僚曰く、“反発系のシューズは、いろんなメーカーから出ているけど、クッションを重視するあまり、どうしても少し重くなる”とのこと。

ただただ軽いだけでなく、高反発系なのに軽い→自然と足が前に出る感じ→なんだか楽しいとなるわけです。

縫い目のないニット素材のアッパーの履き心地も上々。着脱もしやすいし、素人としては気になる踵のホールド感(これがないと足を痛めそうで……)も文句ナシ。

健康のため、と仕方なく走ってた自分ですが、コイツのおかげでちょっとだけRUNが好きになりそうな気がしてきました。それぐらい、他のシューズと走り心地が違います。

『アンダーアーマー』って、ガチなアスリートが使用するイメージがあるかも。でも、このシューズは僕のようなビギナーも含めたすべてのランナーにオススメです。

ちなみに個人的にはウェアとも合わせやすいブラック推しですが、カラバリもありますよ。

アンダーアーマーは今回のシューズだけでなく、様々なRUNのスタイルや楽しみ方、実用的で普段使いもできるギアなど、あなたの快適なランニングを全面的にサポートしてくれます。走った人にしかわからない「RUNの向こう側」に待っているものを、あなたも体感してみませんか?

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