【世界初】「二日酔いの人だけ」が入れるBARが誕生。でもじつは…

週末飲んではしゃいで、天国みたいに楽しい時間を過ごしたのはいいけれど、あとから地獄のような二日酔い…。

そんなつらいハングオーバー(二日酔い)を癒してくれる、楽園のようなBARが存在します。その名も「ハングオーバー・バー」。

お酒が抜けない人を
とことん癒します

そのバーがあるのは、オランダのアムステルダム。入り口では呼気による血中アルコール濃度チェックも行われるほどの徹底ぶり。生粋の二日酔いの人しか、入れません。営業時間は金〜日曜日の10時から18時と、飲みすぎた翌日に体を癒すのにぴったりな時間帯です。

しかも監視員がいて、本当に二日酔いかどうかを定期的に見て回っているそうです。まさに、二日酔いを「癒す」ことだけに特化したバー。

「ふかふかベッド」や
「新鮮なスムージー」も

緑いっぱいの店内には、気持ちいいふかふかのベッドがズラリ。すべてのベッドにはスクリーンもついていて、恋人や友だちとゆっくり映画を見ながら体を休めることもできます。

さらに、飲みすぎの人は脱水状態になりやすいため、ビタミンを補給できる新鮮なジュースやスムージーも完備。お腹が空いたらフードデリバリーの「foodora」がプロデュースする、二日酔い専用メニューをオーダーすることも可能。

さらに、頭をリフレッシュするための酸素吸入マシンまであるというから驚きです。

ここまできたらお分かりかもしれませんが、このBARにはビールもワインも、アルコール類は一切置いてません。

仕掛けたのは
「マットレス」の会社

じつはこの「ハングオーバー・バー」は、2016年9月よりスタートした期間限定のお店。主催しているのは、マットレスをつくるベンチャー企業「Matt Sleeps」です。用意してあるふかふかのマットレスは、すべてMatt Sleeps社製だったのです。

たしかに地獄のような二日酔いのときにこんなに優しくしてもらったら、思わず1セットくらい買ってしまうかも…という、1本取られたマーケティグ手法でした。

Licensed material used with permission by Matt Sleeps
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。