V字型の旅客機を
KLMオランダ航空が発表

「KLMオランダ航空」が、デルフト工科大学と開発を進めている旅客機「Flying-V」。名前が示すとおり、機体全体でV字型になっています。

で、特に注目して欲しいのは翼。この主翼部分と客室が一体化した構造なんです。

従来の形だと、翼近くの座席に座った場合、視界が遮られて外の景色が見にくいけれど、Flying-Vならそんなこともなさそう。

他にも、貨物室や燃料タンクがV字に広がる主翼に納められます。これにより機体全体が軽量化されて、燃料の消費も軽減できるようになるのだとか。

お披露目は、10月に行われるKLMオランダ航空の100周年記念イベントを予定。同航空会社のリリースを読むと、席数と貨物容量はエアバスA350-900型機と同等のようです。実際に就航するとしたらしばらく先の話のようですが、航空業界で脚光を浴びる日は来るのか!?乞うご期待。

© Studio OSO/YouTube
Top image: © KLM
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