あのフォルクスワーゲンがなぜストリートアート?
「TABI LABOは、いっつも海外の楽しいトピックばっかり紹介するなあ」と思った方へ。
今回は、日本で開催されたイベントの紹介です。
スプレーを使ったグラフィティをはじめ、ストリートアートって街中ではよく見かけますが、実際に描いている様子ってあまり見ることないですよね。そういえば、豊洲に突如現れたネズミと都知事の2ショットも話題になってました。
とはいえ、公共の場にボムすることはもちろんNG。
だから、こんなふうにグラフィティを楽しめる場所ってほんとに貴重です。
「自宅で楽しめるアート」がいろいろローンチされていますが、この動画はちょっとユニーク。ストリートアートが目まぐるしく描かれるサマがまとまっているんです。
しかも都会の真ん中、虎ノ門で!
アンダーグラウンドな印象の
グラフィティだけど……
この動画は、自動車メーカー「フォルクスワーゲン」が主催したイベント「新虎ヴィレッジ」での様子。
“Play On!”というコンセプトのもと、ヒトが集まり新しいコトが生まれる、ユニークでオープンな遊び場として、クローズとなるまで多くの人が集いました。
そして、新虎ヴィレッジのハイライトと言うべきが、この巨大なフリーウォール。
世界的に有名なグラフィティアーティストが参加して、ひとつの壁に描いていくというユニークな手法も注目を集めた理由でしょう。
せっかくの作品に上書きしていくのは驚きです。でも、実際のストリートアートは、バフ(塗りつぶす)されたり、別の誰かが書き足したりしていくもの。自由に参加することで化学反応が起き、新たな発見やカルチャーが生まれていくのもグラフィティの奥深い部分です。
しかしながら、日本ではネガティブな印象もあるグラフィティ。
それさえも受け入れる懐の深さは驚きだし、企業として批判される可能性だってあるのに……。そんなフォルクスワーゲンの「本気の遊び心」にビガップ!
「オープンになれば、切磋琢磨できる」
参加アーティストTABOO1氏の想い
グラフィティアーティストとして活動する他、企業などのデザイン、キャラクターのフィギュア造形物の制作まで行う。ヒップホップユニット「イルブロス」でも活動中。
アートを自由に持ち歩こう!
ステレオタイプなこだわりや、楽しみ方に縛られないだけで、くらしはぐっと豊かになるし、気持ちは自由になりますよね。
今回は、TABOO1氏をはじめ、フリーウォールに参加したアーティストのグラフィティが施されたトートバッグを、抽選でプレゼントしちゃいます。
いずれも、ここでしか手に入らない一点物です。
自動車メーカーでありながら、「クルマは主役ではない、楽しむあなたこそが主役」と言い切るフォルクスワーゲン。
次はどんな仕掛けが登場するのか……。いまからワクワクが止まらない!
【新虎FREEWALL参加アーティスト特製トートバッグプレゼント!】
キャンペーン期間: 〜2020年6月19日(金)
URL: volkswagen.co.jp/content/vw_pkw/magazine/jp/ja/shintora_freewall