「SONY」が創った「新しいクルマ」が日本を初走行
今年の初めに開催された電子機器の見本市「CES 2020」でも大きな話題となった「SONY」によるEV「VISION-S」が、先日、日本で初めて本社ビルにてお披露目された。
© Sony/YouTube
自動車メーカーではないSONYが総力を挙げて製作した「VISION-S」は、4人乗りのセダンタイプ。クラウドと連携した高度な自動運転技術が搭載されているのが特徴だ。
また、運転席前面に大きなスクリーンが取り付けられており、車内では360度あらゆる方向から音楽を聴ける立体音響技術も使用された、エンターテインメント性の高い自動車に仕上がっている。
じつは「CES 2020」がおこわれた米国ラスベガスでの展示の後、オーストリアにある「マグナ・シュタイヤー」社の工場へと輸送されていたこの車。そこで、更なる改良が加えられて日本へと戻ってきたようだ。
同車はまだコンセプトカー的存在だというが、敷地内では実際に走行もおこなったとのこと。
移動手段としての自動車を新たな存在へと進化させようとしているようにも感じるSONYの挑戦。果たして、未来にはどのような自動車が走っているのか、今から楽しみである。
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