体幹トレーニングにも!「メディシンボール」を知ってる?

「痩せたい!」
「筋肉がほしい!」

とは思っているものの、ジムに行くのは気合いがいるし、自宅でのトレーニングはついつい怠けてしまう......。という人にオススメのアイテム、それが「メディシンボール」です。

元々は医療用に使われていたという、運動に負荷をかけることができるボール。じつはこのメディシンボール、自宅トレーニングのお供にピッタリなんです。

ここではそんなメディシンボールのメリット、種類と選び方、オススメの商品、使い方まで、簡単に紹介します。(3分〜5分ほどで読める内容です!)

“ながら運動”もできちゃうメディシンボールは、自宅トレーニングで活躍してくれること間違いなし!

メディシンボールとは?

メディシンボールを使う女性
©iStock.com/Jacob Lund

メディシンボール(medicine ball)について、デジタル大辞泉では以下のように定義されています。

  1. 大勢が並んで、大きなボールを頭上や足の間を通して次々に後ろへ渡し送る遊戯。

  2. 1の遊戯や筋力トレーニング・リハビリテーションなどに用いられる、重さのあるボール。

引用の2. にも記載があるように、リハビリテーション等の医療目的で利用されるようになったことから"メディシン"ボールと呼ばれるようになりました。

トレーニングの目的として使われることももちろんですが、ボールを受け渡す遊び・ゲームをして、小学校等の授業で取り入れられることもあるようです。

メディシンボールには1kgほどの軽いものから15kgほどの重いものまで多くの種類があります。ユーザーや用途によってボールを使い分けることができるのがメディシンボールの特徴です。

メディシンボールの種類

メディシンボールにはさまざまな重さの製品があることがすでにお話しました。ただ、メディシンボールは重さだけではなく、その材質も選ぶことができます。それぞれの特徴についてご紹介するのでご購入の際はぜひ参考にしてみてくださいね。

ハードタイプ

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ハードタイプのメディシンボールとは、表面がゴムや革製のものを指します。持った感触は程よく固く、重さの選択肢は幅広く用意されているよう。用途は主に筋トレ向き。負荷がかけやすいため、体の安定性を高めるために体幹を鍛えたい方や筋トレ目的でトレーニングをしたい方にオススメのタイプです。

ソフトタイプ

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ソフトタイプのメディシンボールには、大きく2種類があります。1つは中心部には重みを出す素材が使われているものの、周囲には柔らかさを出すためにコットンなどが使われているトレーニング向きのもの。もう1つはポリ塩化ビニルなどを使ったリハビリ向きのもの。軽い筋トレをしたい初心者の方は、まずはソフトタイプのメディシンボールから始めてみてはいかがでしょうか?

メディシンボールでトレーニングをするメリット

01. 筋肉が鍛えられる

前述したとおり、メディシンボールには幅広い重さの製品が用意されています。そのため、自分の体力に合わせてちょうどよい負荷をかけて筋肉を鍛えることができます。ボールの使い方によって、鍛えたい筋肉を重点的に鍛えることができるそう。負荷やトレーニング方法を調整して自分にピッタリのトレーニングをしてみてくださいね。

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02. 体幹が鍛えられる

メディシンボールは全身を使った単純な動きに負荷をかけたトレーニングで、体幹も鍛えることができます。体幹とは、首から上と腕・足を除いた部分のこと。体幹は鍛えることで、全身が引き締まり、体全体の安定性が高まることが期待できます。

03. しんどくないトレーニングができる

メディシンボールはもともと無理のない負荷を体にかけてリハビリに使われているもの。辛く感じないくらいのボールを選んでトレーニングすることで、楽しく続けることができるでしょう。

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メディシンボールの使い方

ご自宅でトレーニングする際には、普段の自重トレーニングやストレッチに負荷を加えるつもりで取り入れるのがオススメ。「くびれに効く」という膝を三角にして座りウエストをひねる簡単なストレッチ。このトレーニングも、メディシンボールを両手で持つことで、負荷が生まれます。そして、ボールが床につくまでウエストをひねることで、腹筋の横の筋肉が鍛えられ、くびれ効果が期待できるそうです。

また、メディシンボールは重みがあるので、ダンベルの代わりに使ってもOK。両手でメディシンボールを持って、「頭の上に上げる、床につくまで下げする」を繰り返すだけでも、脚や二の腕に効果が期待できます。

© ビーレジェンド チャンネル/YouTube

ウエストに効くという、メディシンボールを使った「ロシアンツイスト」の方法を詳しく紹介。最初は少しつらいと感じてしまうかもしれませんが、そんなときのコツまで教えてくれています。

© LivestrongWoman/YouTube

動画をみながら一緒にエクササイズをしたいならこちらがオススメ。腹筋をメインに鍛えられるメニューを一緒にやりながら紹介してくれます。体をほぐすところから一緒にやってくれるので、トレーニングを始めたばかりの方も安心です。

メディシンボールのオススメ6選!

メディシンボールの魅力をお伝えできたところで、ここからはオススメのメディシンボールをご紹介していきます。今回は、初心者でも使いやすくオンラインで購入できるものをピックアップしてみました。ぜひ参考に!

【ハードタイプ】BODYMAKER

BODYMAKER
©BODY MAKER

こちらは、日本発のスポーツブランド「BODYMAKER」の販売している3kgのメディシンボール。重さで大きさも女性にも扱いやすい大きさです。すべり止め効果のあるラバー素材を使用しているため、トレーニング中に汗をかき、滑ってしまうなんて心配もなし。メディシンボールを初めて使う方でも安心して購入できる商品です。

【販売サイト】https://www.bodymaker.jp/shop/g/gMBG23/
【販売価格】2000円(税込)

【ハードタイプ】LINDSPORTS

LINDSPORTS
©LINDSPORTS

こちらは学校やスポーツクラブ、病院などさまざまな場面で活躍するスポーツ用品などを販売しているLINDSPORTSのメディシンボール。1kg〜6kgまで1kg刻みでサイズ展開がされており、自分にピッタリのボールを選ぶことができます。もしどれを買うべきか悩んでしまったときも、公式サイトに各重さの利用対象者がまとめられており、参考にして選ぶことができるので安心です。

【販売サイト】https://www.lindsp.com/c/item_category/item05/item05028
【販売価格】2035円(税込)〜

【ソフトタイプ】Fungoal

Fungoal
©株式会社ラックス

サッカー用品やトレーニンググッズなどを扱っているFungoalのメディシンボール。直径35cmと大きめなデザインが特徴です。ストレッチの際に持って使うのはもちろんですが、相手を見つけて投げて使うのもオススメ。ご購入者には「投げる」タイプのトレーニング方法のマニュアルがプレゼントされるそう。

【販売サイト】https://www.fungoal.com/soft-medicine-ball.html
【販売価格】3360 円(税込)

【ソフトタイプ】FIELDOOR

FIELDOOR
©FIELDOOR

自然を楽しむキャンプ用品を販売しているFIELDOORが販売している、ソフトタイプのメディシンボール。外はやわらかいPVCで加工してありますが、中は砂でできているため重さはしっかり出ます。大きすぎないため、手が小さな方でも安心です。1kg、2kg、3kgからお好みのものを選んで使ってみてくださいね。

【公式サイト】https://fieldoor.com/
【販売サイト】https://www.amazon.co.jp/-/en/dp/B07RW9JZS9?th=1
【販売価格】1850円(税込)

【ソフトタイプ】モルテン

©株式会社モルテン

競技用ボールなどを販売しているモルテンのメディシンボール。この見た目をみて、「あれ?」と思った方もいるのではないでしょうか?このメディシンボールはバレーボールのトレーニング用として使われるものなんです。もちろんおうちでのトレーニングでも使用可。400gと軽めのボールなので、軽いストレッチのお供としてメディシンボールを探している方や投げて使いたい方にオススメです。

まとめ

メディシンボールについて知らなかった方も多いのではないでしょうか?これを機に、あなたの宅トレに「メディシンボール」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

Top image: © iStock.com/Neustockimages
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。