コロナビールが「沖縄のホテル200室」を先払いで予約。その理由とは
いま「コロナ エキストラ」が、200組600名に沖縄ホテル宿泊券をプレゼントするキャンペーンを展開しています。COVID-19による大きな影響を受けた観光・旅行業界をサポートするプロジェクト「Rediscover Paradise」の一環として、です。
ちょっと立ち止まって考えてみると、いくつかの疑問が頭に浮かび上がります。
なんでプレゼントキャンペーンを始めたのか?
飲食業界ではなく観光・旅行業界を支援する理由は?
そもそも「コロナ エキストラ」と沖縄の関係って?
コロナビールが
沖縄を愛している理由
さて、話は「コロナ エキストラ」の掲げているブランドメッセージ「THIS IS LIVING」から始まります。
直訳をすれば “これが生きることだ” となりますが、人生における本質的な豊かさや歓びを体感する大切さをあらわしているそうです。なるほど。
忙しい生活から離れて、好きなことと向き合ってみる。人目を気にすることなく、ありのままの自分を大切にする。細かいことを忘れて、自然の雄大さを体感する。付き合いではなく、気心の知れた仲間とお酒を楽しむ。
……挙げてみるとキリがありませんね。COVID-19による変化にも慣れてきて、あらためて、自分だけの「THIS IS LIVING」を探し始めている人も多いのではないでしょうか?
「コロナ エキストラ」は、そんなきっかけをつくるためにキャンペーンを展開し続けています。
その代表ともいえるのが「CORONA SUNSETS FESTIVAL」。2015年から5年間にわたり、沖縄の美らSUNビーチで開催されていた音楽フェスです。
「旅」「サンセット」「音楽」──。
なかなか言語化をするのが難しい「THIS IS LIVING」ですが、これら3つの要素を大切にしながら、“コロナらしさ” をつくりだすとのこと。だから、「CORONA SUNSETS FESTIVAL」の開催場所は、相当な時間をかけて慎重に選ぶことに。
候補地をリサーチして、下見をして、イベント概要を伝えて、開催可否を聞く。美らSUNビーチでの開催を強く望んだ「コロナ エキストラ」は、何度も何度も沖縄に足を運び、現地の人の協力を仰ぐために話し合いを重ねました。
そして、2015年に初開催。
日本とは思えないほどの開放感、いつまでも体で感じていたいスローな雰囲気、波音にあったメロウな音楽……「CORONA SUNSETS FESTIVAL」の人気は、年々増していったのです。
ちなみに、最近になってプラスチックごみ問題が頻繁に話題になっていますが、いち早く「コロナ エキストラ」はNGO団体「Parley for the Oceans」とパートナシップを結び、地球に配慮した活動に取り組んでいます。自分たちが開催する音楽フェスも例外ではありません。
「コロナ エキストラ」って、沖縄を愛しているんですよね。
仲間たちと一緒に
変化の時代を乗り越える
ここで最初に触れた「Rediscover Paradise」プロジェクトにつながります。
「コロナ エキストラ」は、COVID-19の感染拡大による影響を受けた観光・旅行業界をサポートするために、世界1000軒以上のホテルで14000以上の客室を予約。その料金を先払いすることで支援し、消費者に還元するといいます。
そして、日本で選ばれた場所が、彼らにとって特別な存在である沖縄だったのです。
とはいえ、自分たちもCOVID-19による被害を受けているはず(偶然にも名前が似ているし……)。思い切って聞いてみると、他のブランドと同じような影響は受けているとのこと(風評被害はないそうです)。
それでもなお、沖縄のサポートをおこなうと決めた意思には、なにかグッとくるものがあります。
仲間たちと一緒に変化の時代を乗り越える──。「コロナ エキストラ」にとって、2020年の「THIS IS LIVING」はこう表現してもいいのかもしれません。
そして、彼らと共に沖縄を支援する200組600名を対象に、ホテル宿泊券をプレゼントするキャンペーンをおこなっています。
沖縄に起きていることを
ドキュメンタリーで知ろう
沖縄の生活そのものを味わえる自然と融合した宿「新民家VILLA」を営む建築家 漢那潤・漢那桜が、COVID-19による影響と今後の展望を語る。
シーフード料理とサンセットが楽しめる「EL FARO」やレモネードと生パスタが特徴のマリンカフェ「New Cinema Parlor」を経営する土山直純が、自身の過去を振り返り、沖縄への想いを語る。
サーフガイドとボートクルージングを手がける観光インストラクター仲程徳仁が、COVID-19による不安と自身のサービスを通して伝えたいことを語る。
また、「コロナ エキストラ」は、「Rediscover Paradise」の一環として制作した3本のドキュメンタリーを公開中。今後、追加でもう1本リリースされる予定です。
テーマとなっているのは、沖縄の “いま” を伝えること。ヴィラの経営者や飲食店のオーナー、観光インストラクターなどに話を聞き、作品として仕上げています。
いつでも穏やかな雰囲気で迎え入れてくれる沖縄に起きていることを知って、自分にできるサポートを考えてみるのもいいかもしれません。予想外の発見もあるはずです。
みんなで協力しながら困難な状況を乗り越えたい人は、ぜひドキュメンタリーを視聴してから、応募してみてください。