無印良品で買える10,000点の商品で「TOKYOの街」を再現してみた
造形物はすべて販売商品。「無印良品(MUJI)」が10,000点の商品を積み上げて東京の街を再現しました。東京都、東京観光財団、そしてMUJIによるコラボレーション企画で製作した動画は、“MUJIラー”でなくても興奮しちゃいます!
その数10,000点!
MUJIの商品が「東京」を再現
始まりは1個の洗濯バサミから。
MUJIの販売商品を使って東京の街並みを再現したこのプロジェクトに使用されたのは、その数じつに10,000点にも及ぶグッズたち。
これは、訪都外国人旅行者の拡大を狙い、東京都とMUJIが共同で実施している東京ブランドPR「MUJI 10,000 shapes of TOKYO」のもの。旅行客に人気の観光地や、東京を象徴するエリア(たとえば、渋谷スクランブル交差点や、お台場、東京タワーなど)を、文房具や日用雑貨を用いて忠実に再現しているんですが、そのクオリティが圧巻でした。
よーく見れば、
「あ〜、あれね」が楽しい
ちょっと未来間ある渋谷の街なみ。
こちらはお台場。
観覧車に使われている素材をよく見れば…ほら、ボールペン。
こんな感じに、どれも店舗で一度は目にしているであろう品々ばかり。キャンペーンサイトでは、実際の組み立てに使用された商品の一覧を見ることもできます。
東京を再現したパーツを細分化
たとえば、こちらは東京タワー。赤白のコントラストを見事に表現しています。で、ここに使用されているのが、おなじみ「ゲルインキボールペン 赤・0.5mm」、塔の主軸を成すのが「ポリプロピレンメイクボックス」です。タワー先端のアンテナを表現しているのは、「水性六角ツインペン アカ」といった具合。どうです、普段から使っているものだったりしませんか?
木製素材やダンボール紙の包装を活かしたお寺。屋根部は「ハードカバーアルバム」を開いて使うというナイスなアイデア!
シンプルさや自然志向、アノニマスなイメージの強いMUJIの商品。そもそもカラーに強い主張がなく、半透明なものがほとんど。限られたカラー素材でアクセントをつけながら、単純に積み上げたり、くっつけるだけの作業でこれだけジオラマ感を出すって、すごい!実物は圧巻のスケールなんでしょうね。
同プロジェクトの展示イベントは、台北(3月19日で終了)とニューヨーク(3月19日〜4月24日まで)の旗艦店舗内で開催されているようです。全容は、以下の動画から。