「ケトルベル」とは?ダンベルとは何が違うの?
「程よく筋肉のあるしなやかなボディになりたい!」
「体幹を鍛え基礎代謝を上げたい!」
そんな願いを叶えるトレーニング器具がこの記事でご紹介していく「ケトルベル」です。
この記事では、「ケトルベル」の意味やメリット、ダンベルとの違い、使い方などをご紹介していきます。ダンベルももちろん良いけど、ケトルベルの魅力を知ったら欲しくなってしまうこと間違いなしです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ケトルベルとは?
「ケトルベル」について、日本発のスポーツ用品メーカーBODY MAKERは以下のように定義しています。
球体に取っ手がついた形状が「やかん(英:kettlebell)」に似ていることからその名がついた、筋力トレーニング用の器具
格闘家やプロスポーツ選手の能力向上、また軍隊でも使われているのだとか。また、ケトルベルは女性にも人気。海外のエクササイズ動画では、おうちトレーニングの定番としてよく登場します。
ケトルベルとダンベルの違い
「重いものを持ち上げるトレーニング」という観点では、ダンベルとよく似ています。ですが、ケトルベルとダンベルのトレーニングには、鍛えられる筋肉に違いがあるようです。
ダンベルは主に上腕二頭筋や上腕三頭筋などを鍛えることに適したトレーニング器具。ですので、これらの筋肉をピンポイントで大きくしたいという方にはぜひオススメしたいアイテムです。
一方、ケトルベルは持つ場所と重りの部分に距離があるため、重りに身体が振り回されるような運動となります。そのため、ケトルベルを持っている腕の筋肉はもちろんですが、全身の筋肉や関節にも刺激を与えることができ、身体全体をつかった運動につながります。
ケトルベルのメリット
01. 体幹が鍛えられる
すでにお話したとおり、ケトルベルは持つ場所と重りの部分に距離があるため、トレーニング時に全身を使います。腕でケトルベルを動かす際には、全身で支えて上げる必要があるので、細かな筋肉まで鍛える事ができるのです。また、体幹を鍛えることは基礎代謝の向上にもつながるので、ダイエット目的でトレーニングをしたい方にもオススメ。
02. 有酸素運動ができる
ケトルベルをスイングさせるトレーニングでは、全身をまんべんなく鍛えることができます。この動きは一般的な筋肉トレーニングよりも続けやすく、有酸素運動としても取り入れられます。
03. 持久力の向上が期待できる
ケトルベルを使ったトレーニングでは、心肺と筋力の両方の持久力の向上が期待できます。持久力を高めることで、疲れにくい身体作りができるので、日頃疲れやすいと感じている人にオススメ。
ケトルベルの選び方
重さで選ぶ
どれだけ筋肉に負荷をかけるかを左右する重さは、ケトルベル選びにおいて非常に重要。重さは4kg〜40kgくらいまでものもがあるよう。
個人差やトレーニングの目的によっても異なりますが、トレーニング用品メーカーBODYMAKERは「女性なら4kg〜8kg、男性なら12kg〜16kg」がオススメだそうです。
重さのあるケトルベルを使用したほうが負荷が増し、身体への刺激は大きくなります。最初から重すぎるものを使うと腰などを痛める危険性も。ですので、軽いものから徐々に慣らながら、負荷を大きくしていってみてください。
1つでお好みの重さにするのではなく、左右別々で持てるように2個持ちしてもOK。
持ち手の太さで選ぶ
長くトレーニングをする際、ケトルベルの持ちやすさは、トレーニングの快適さを左右します。手の大きさはそれぞれ違うので実際に持ってみるのがオススメです。持ち手のコーティングや形なども商品によって少しずつ異なるので、店舗で試してみてくださいね。
ケトルベルの使い方
では、実際にケトルベルを使ったトレーニングをご紹介していきます。基本からピンポイントに効くトレーニングまでオススメを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
01. 基本のフォームを学ぶ
こちらはケトルベルスウィングという基本的なトレーニングのフォームについて詳しく解説してくれています。NGについても教えてくれるので、初めてケトルベルを使う方はまずここから始めてみてはいかがでしょうか?
02. お尻を鍛える
こちらでは、ヒップアップに重点を置いたトレーニングを紹介しています。ケトルベルはスクワットのような動きに負荷をかけるのに適しているので、お尻の筋肉によく効く!
03. 全身を鍛える
こちらの動画では、15分間で全身を鍛えるメニューを紹介してくれています。トレーニングはしたいけど、何をしていいかわからないという方は、この動画を流しながら、インストラクターさんと一緒にトレーニングをしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?ケトルベルをゲットして、ぜひおうちトレーニングを充実させてみてくださいね!